最近のアップルのアプリケーションとかけて、昔のMicrosoft Wordととく。
その心は —— ウザイ、余計なことをやり過ぎる。
前のほうが使いやすかったソフトが多い
西暦2000年ぐらいのことかな、Wordを時々使うと発狂しそうなほど頭に来た。とにかく余計なことをやり過ぎるのだ。「--」を引くと勝手に長い棒に変えたり、小文字の単語を書くと勝手に先頭を大文字にしちゃったり、箇条書きにするつもりがないのに勝手に箇条書きにしちゃったり。
それに比べてアップルのソフトはシンプルでわかりやすくて使いやすかった。こっちがやりたいとおりに素直に動いてくれた。iMovieやiDVDなんて感動しましたね。マニュアルなんかまったく読まないで姪の結婚式のDVDや同窓会のムービーが簡単にできてしまったもの。
ところが、最近のアップルのソフトはどんどん使えなくなっている。最近のiMovieはどう使えばよいかさっぱり想像がつかないので、昔のバージョンをいまだに使っている(使えるアプリがあるのに、わざわざマニュアル読みません)。iPhotoなんて、余計なファイルをコピーばっかりするから、全然使っていない。デフォルトだとiPhoneやiPadつなぐと勝手にiPhoto起動して写真をコピーしちゃうけど、速攻でこの設定はオフにした。
iCloudができてこの傾向に拍車がかかっている。「iCloudが超便利」などいう記事を見かけるけど、ワタシャほとんど使いません。Pagesとか勝手に同期しないで欲しいわ。iWorksの同期機能も速攻でオフにした(もっともメモ帳や住所録の共有はオンにしてますがね)。
外へ出てiPadでPagesとか使う人、何%いるの? 5%ぐらいじゃないだろうか。どんなに多く見積もっても、3割はいないと思う。
つまりあとの7割の人にとっては、どんどん使いにくい方向に行っているわけですよ。余計な設定が加わって、iCloudで使わないようにするには、わざわざ環境設定でオフにしなければならない。 PagesとかKeynoteとかの書類や写真しか保存できないクラウドって意味あるの? DropboxとかTresoritとかのほうがよっぽど便利だわ。
これが正しい方向でしょうか?
写真の整理にゃ、プレビューが最高
iPhoneで撮った写真だけでなく、他のカメラで撮った写真の整理にも「プレビュー」が使えます。大変便利です。 まずiPhone/iPadの写真を整理するなら、次のようにするのがおすすめ(もちろん、iPhotoが起動してしまったら、[環境設定]で自動的に起動しないよう設定しておきましょう)。
- iPhone/iPadをMacにつなぎます。
- Macの「アプリケーション」フォルダにある「プレビュー」アプリを開きます。
- [ファイル]メニューの下のほうにある[XXX から読み込む](XXXはiPhone/iPadの機種名)を選択します。
- まず、表示された写真のうち、明らかに不要な写真を選択して、左下の<削除アイコン>をクリックして消してしまいましょう。単なるピンぼけ写真や、同じようなものが何枚もあるのはここで消すのがおすすめ。
- 次に、[すべてを読み込む]をクリックして、フォルダを指定してMacにコピーします。
これでマックにコピーされると同時に、プレビューに写真が読み込まれます。
左側に「サムネール」が表示され、それを選択すると右側に写真が大きく表示されます。回転したり、拡大・縮小したりはメニューを選べば簡単にできます。「やっぱりいらない」と思ったやつはサムネールをクリックしてからcommand+deleteをクリックして消してしまいましょう(マウスの右クリックあるいはcontrol+クリックでも消せます)。
余計なファイルは作らないし、ホンとシンプルで便利。
ちなみにすでにマックに入っている写真なら、プレビューを起動しておいてフォルダごとDockのプレビューのアイコンにドラッグすると、同じようにサムネールを表示してくれます。 今試してみたら、写真がたくさん入っているフォルダがいっぱい入っているフォルダ(フォルダのフォルダ)をドラッグしても大丈夫。全部の写真をサムネールで確認できます。
今日の肝
- iPhone/iPadや他のデジカメで撮った写真を整理するのにはマックの「プレビュー」を使うのが一番シンプルでいいと思う。
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