2008年4月23日水曜日

「進化」じゃなくて「生き残り」

日曜日の新聞に「恐竜はなぜ鳥に進化したのかと―絶滅も進化も酸素濃度が決めた」という本の書評があった。 ある本を訳してから、こうした場合に「進化」という言葉を使うことに違和感をおぼえるようになった。

「進化」というとある動物が自分から形態を変えていったように思えてしまう。一匹の動物が成長するにつれて、形態を変えていったかのようにさえ思えてしまうほどだ。

実際には、何百万年、何千万年、ひょっとすると何億年という月日が経過して、はじめて「進化」がなされるのだけれど。

「恐竜」が「鳥」に「進んで化けた」のではない。「恐竜」が突然変異を起こして色々に変化したけれど、そのうち「鳥」になったものが生き残ったのだ。途中の過程で生存していたほとんどの種は死に絶えてしまったのだ。

こんな風に思うようになったのは、『海洋大図鑑』という本を訳してからだ。500ページを超える巨大な本で、海洋に生息するありとあらゆる種類の生物が海に関する諸々とともに詳しく紹介されている。とくに面白かったのが「オスの唯一の役目は、メスの卵を受精させることである」と記述されている「ボネリムシ」という海中生物。オスとメスの役割分担を見ても、生物によって実にさまざまなのだ(人間のように種の中でも、雄雌の役割分担に色々あるのは珍しいのだろうか)。

現在の形態に突然変異をしたから現在の環境に適応しているわけで、ずっと同じ形態でいた生物はほとんどが何らかの環境変化によって死に絶えてしまった。だから、他の種が死に絶えて「生き残った」と捉えるべきだと思うのだ。意図して進んだわけではなく、偶然の結果なのだ。

2008年4月14日月曜日

携帯にVista搭載

久々に物欲をそそられた。WILLCOM D4という携帯電話兼パソコン。

新聞を見たらPHSのWillcomの記事が載っていた。今時何が珍しいのだろうと思ってよく見たら、Windows Vista搭載とある。おお、とうとう携帯でも普通のWindowsが使えるようになったのか。

今、Windowsはほとんど使わないのだけれど、ウェブページがIEでうまく表示されるかどうかの検証には使わざるを得ないので、なくすわけにはいかない。つい先日も、Mac しか使わない友人というか、先輩から「このGoogle MapがIEで表示できないそうなのだけれどちょっと見てよ」と頼まれて、確認した。確かにIEではうまく表示されない。なんと、ファイルの冒頭の <DOCTYPE> の1行を削除したらキチンと表示されるようになるという訳の分からない方法がネットに載っていて、それで一応解決してしまった。

それほどパワーが必要なわけではないので、これ1台あればWindowsでの検証ができるということになると、1台パソコンが不要になるわけでうれしいのだが、そううまくいきますかどうか。携帯にはほとんど依存していない私だけれど、出かけたときには携帯としても普通に使えないと困るのだけれど。

2008年4月12日土曜日

『Unix入門(上)』増刷

夜、家に帰ってきたら机の上に、懐かしいパッケージ。昔よく翻訳書を出していた、ピアソンエデュケーションから本が送られてきていました。

Unix入門(上)』が増刷されて、送られてきたのでした。この本、出版は1998年なのですが、とうとう10刷目。販売部数でいくと『Java言語入門』が私の著訳書の中では一番ですが、『Unix入門』は売れている期間ではダントツの第1位です。

残念ながら、共訳(印税折半)である上に、増刷部数がチョビチョビなので、たいした収入にはなりません。そうはいっても、何もしなくてもただお金が入ってくるわけでうれしくないわけがありません。

こういう本が何十冊かあると、出版翻訳者の誰もがあこがれる「夢の印税生活」ができるのでしょうけど、コンピュータ関連書は旬が短いので、なかなかそうはいきません。

しかし、Unix系OSの寿命は長いですね。かれこれ30年を超えてもまだ勢いが衰えません。素晴らしい先見の明です。C言語も同じ組織から生み出されていることを考えると、「たいしたもんだ」と感心するしかありません。

『Unix再入門』か『C言語入門』でも書いて、「夢の印税生活」実現の第1歩にしようかな、などと思ってしまいます。

2008年4月8日火曜日

ブロガーの影響力

まもなく『ハイパフォーマンスWebサイト』が発売されます。

少し前から予約が始まっていまして、これまでの訳書の中でも一番かもしれないほど順調な出足でした。Amazonの順位で300位台から1000位ぐらいの所をうろうろしておりました。

ところが、昨日の午後突然順位が2桁になりました。昨日の最高位は、確認したところでは43位。編集者の方と「誰かのブログででも紹介されたのでしょうか」とメールでやりとりをしていました。

今日になって、順位はさらに上がり、なんと26位にまで上り詰めました。『田中宥久子の造顔マッサージ (DVD付) 』など、よく目にするベストセラーと肩を並べております。コンピュータの専門書にしては、脅威の順位(かな?)。

あとひとつ順位があがれば、なんとAmazonのベストセラーのページの1ページ目に表示されることになります。その瞬間をRedrawを繰り返しながら、待っておりましたが、残念ながら現在の順位は36位であります。

さて、今日になって検索してみたら、引っかかって、どなたのブログが原因かが分かりました。著名なブロガーのブログに紹介されていました。噂には聞いていましたが、影響力はたいしたものであります。感謝! 感謝!

しかし、相変わらず日本人は権威に弱いのかな〜、とちょっぴり複雑な心境ではあります。皆さん、自分の意見をしっかりと持ちましょう。再び、戦争への道を歩まないように... (ちょっと、飛躍しすぎかもしれませんが、ドタキャン首相のような人物が首相にまでなってしまう現実を見ると、ちょっと心配ではあります)。

あ、でもこの本は、とても役に立つ本ですので、お買い求めいただいて損はないと思います。(^_^)

2008年4月3日木曜日

「サインはVGA」がMacに対応

少し前にAppleのノートパソコンMac Book Proを買いました。それまで使っていたPower PC機PowerBookからの「乗換」です。

仕事でCPUパワーが必要になりそうだったので、デスクトップ型のMac Proも考えたのですが、あまりに巨大。ファンもうるさそうだったので、これはヤメ。

オールインワン型のiMacなら机の上に置くだけなので、よいかと思ったのですが、マルチモニタにできない。少し調べみたのですが、Windows用にはいくつかUSB経由の製品がありました。しかし、Mac用には噂はあったもののポシャったらしく、マルチモニタにできる製品は見つかりませんでした。それまで、PowerBookにモニタを繋いで2つの画面に慣れきっていたので、24インチでもやっぱり狭い。

今日メルマガを見たら、サインはVGAというおちゃらけた名前の製品がMacに対応したようです(β版ですが)。

ああ、もう少し速く対応してくれていたらうれしかったのに。それとも、ひとつ買って、トリプルモニタというのもよいかな〜。Windows用にほとんど使っていない、(ちょっといかれかけている)15インチモニタがあるので、それを繋げてみようかな〜。ちょうど机の上を整理して、広くなったところだし。