2008年1月20日日曜日

郵貯のシステムって……

ゆうちょ銀行が誕生しました。

さっそく信じられないことが2件も起こりました。まあ、名前が変わったことに、直接は関係ないのですがね。

1件目。息子のお年玉を定額貯金にしてあげようと、ATMで操作をしました。ページの最後が微妙に空いていたので、「もう1件書けるのかな」と思って、そのページを挿入して操作をしました。

通帳が出てきてみたらビックリ。前の貯金とほとんど重なっているではありませんか( 画像はこちら)。

窓口のお姉さん(オバサンはちょっとかわいそうか)に伺うと

「コンピューターにはキチンと記録されていますから、大丈夫ですよ。それとも、通帳交換しましょうか?」

と、なんとものんきなお答え。

お姉さんに責任はありませんがね、対応は間違っていると思いますよ。普通の銀行(=ゆうちょ銀行以外の銀行)なら、絶対あり得ないですよね〜。

問題なのはシステムを設計した人と、プログラムした人、そしてテストしたでしょう。どういう、条件で1ページの記入項目数を判断しているのでしょうか? まさか、「最後の行に空白があれば」とかで判断しているのでしょうか? かなり面倒くさそうな処理ですね。私なら、1ページに記入できる項目数と比較して、「もう一杯だからページをめくる」という処理をすると思いますが。

いやはや、ここまですごいシステムを見たのは初めてです。しかも、お金を扱うシステムで。

私が、全国でタダ一人、微妙に空きが残ったページを挿入してしまった人なのでしょうか?


2件目。「ゆうちょダイレクト」なるサービスに申し込みました。最近、どの銀行にもあるインターネットサービスです。

郵便局は近いので、あまり必要性を感じていなかったのですが、残高照会が手元でできれば便利ですし、送金もできれば便利でしょうから、気が向いたときに、ある日突然申し込むことにしました。

IDとパスワードが記された「ご案内」が送られてきたので、ログインしようとしました。URLがない。「一体どこにあるんだ」としばらく探しました。

ご利用ガイドの8ページにありました。URLさえあれば、説明なんていりません。「ご利用ガイド」なんて読みません。

URLはhttp://www.jp-bank.japanpost.jp/だそうです。長い! 入力するのは止めて、Googleさんから検索しました。最初からそうすればよかったのですが。

まあ、これは許しましょう。たいした問題ではありません。利用者の立場になっていないことは明確にわかりますが。

さて、ログインすると、送られてきたのとは別のパスワードを設定するように誘導されました。これは普通でしょう。

パスワードを入力してはねられました。 大文字でなければいけないのだそうです。

設計者はインターネットバンキングを、いや、ネットサービスを使ったことがあるのでしょうか。私の経験では、「パスワードが大文字でなければならない」などというシステムに出会ったことはありません。他のシステムと違っている方が「セキュリティが高い」とでもおっしゃるのでしょうか?

パスワードについては、もうひとつ気に入らない点があります。7〜12桁でなければいけないのだそうです。短いのがいけないのはよしとしましょう。しかし12桁以下にしなければいけない理由は何ですか? 記憶容量がもったいない? テストが大変? 利用者が忘れる? 

30文字、いや20文字でも許せますが、12文字はちょっと短すぎません?

いやしかし、このパスワードの制約を決めた人の発想が私にはわかりません。

と、書いていて、理由がわかりました。「ソフトウェアキーボード」を使わせたいということのようです。キーボードの画像が表示されて、そこをマウスでクリックして文字を入力させたいようです。キーボード入力を記録にとられて、不正をされたくないということなのですね。

うへ〜、キーのところが「*」になっていて、キーボードの上と下にある黄色の領域にマウスポインタを置かないと、どのキーがどこにあるのかわかりません。

  • マウスポインタを黄色の領域に置いて、打ちたいキーを探す。
  • 探し出したキーをマウスでクリックする。

この手順を、パスワードに設定した文字の数だけ繰り返さなくてはなりません。

わたしゃ、絶対にこんな面倒くさいことをやりませんよ。

たとえ、大儲けしても、ゆうちょ銀行に大金を預けるのは止めることにしました。怖すぎます。

2008年1月19日土曜日

カミさんのスポーツ観戦

昨年10月に義父が他界して、一人残された義母の一番の楽しみが大相撲観戦。徒歩数分のところに住む義母が我が家の食卓の話題になることも多いし、会ったときに話の種になることもあって、ときどき相撲を見るようになった。義母のご贔屓は豊真将(ほうましょう)。朝青龍は大嫌いなのだそうだ。

一昨日のこと、呼び出しの声を土俵下で聞く琴欧洲の顔が大写しになった場面。『最近、ブルガリアヨーグルトの宣伝も見なくなったな〜。調子がイマイチみたいだし』などと思いながら、琴欧洲の顔を見つめているところと、カミさんが宣う。

「見てみて、右上に映ってるオジさん髪の毛おもしろいよ」。

かと思うと、私が勝ち名乗りを受けている豊ノ島の懸賞の束に注目していると、今度は…

「あっ、あれ、通路の所にいるの、T子さんじゃない?  きっとそうだ」

と、共通の知人の名を大声で叫び出す。

「オイオイ、相撲をキチンと見ろよ」と言いたくなるのですが、これがカミさん流の楽しみ方らしい。

この流儀は他のスポーツを見ているときでも変わらない。結婚してすぐに米国で新婚生活を送ったとき、たまにタダ券をもらって大リーグ観戦に行ったのだが、カミさんの一番の注目の的は球団のマスコット。海賊船の船長お気に入りのオウムだった。

こっちが、『次のバッターは誰だっけ』『そろそろピッチャー交代かな』などと思いを巡らしていると、「見て、見て、ウェーブが始まったよ」などとオウムさんの一挙手一投足を知らせてくれる。

昨日のこと、検索エンジンで引っかかったこのページを見ていたのだが、そこへ入ってきたカミさんが、開口一番

「この鳥、カワイイ〜」

わたしゃ、このページに鳥の絵があることに、言われるまで気がつきませんでしたよ。

2008年1月16日水曜日

★と★★★の違い その2

ミシュランの★★★騒動もどこかへ行ってしまったようですね。 11月28日に書いた「 ★と★★★の違い」からしばらくして、私たちの訳書『初めてのJavaScript』のAmazonのページに「★★★★★」のレビューが加わりました。ありがとうございますm(_ _)m そのお陰もあってか、ランキングの下降は一段落したようであります。 Amazonが誕生する前ならば、自分で書店に行って中味を見て判断して買うか、雑誌の書評を見て買うか、あるいは口コミで誰かに勧められて買うかといったところでしょう。 今は、Amazonやブログへの書き込みが大きな影響力を持っているようです。出版社の方のお話によると、業界の著名人のブログに紹介されたりすると、ドバッと売れたりするのだそうです。一人の意見に左右されてしまうのは、とても怖いような気がしますが、日本らしい現象かもしれませんね。