2023-01-28

アップルの日本語がおかしい? #011 Safariで縦書きウェブページは印刷できん

ゆえあって、縦書きの日本語の本(ひとまずPDFファイル)を作ろうとしています。 確認する方法は色々考えられますが、ブラウザで見られればそれなりに楽です。

書きのプログラミング関連の文書などを作るときはFirefoxのお世話になっています。ページ番号を入れられたり、改ページをきちんと処理してくれたりで、他のブラウザより良い感じだと思います。

ところが縦書きのHTML文書についてFirefoxは、表示は、まあできたのですが、印刷しようとすると、なんと最後のページしか印刷できません。ほひょう〜、これは困った。

ChromeとEdgeはまずまず

続いてChromeとEdgeを試してみましたが、どちらもまずまずPDF出力ができました。 細かいところはこれからチェックで、どちらを使うか(あるいは他の手段を使うか)検討します。

Safariは死んだ!

Safariを試してみました。プレビューで白紙のページしか表示されません。 [PDF]ボタンを押してPDFで保存しようとしてみました。

アプリ自体が死にました。

Safari Technology Reviewでもやってみましたが、同じように死にました。

死んじゃうのは困りますわな。 もっとも、再起動したら前のページ群を復活してくれたので、それほど困りはしなかったのですが。 でも、心理的な不可じゃなくて、負荷はけっこうあったかも。

「相変わらず日本語処理は軽視されているようですね...」と思ってしまう私がいるような気がしちゃったりするかもしれません。(←これがどう自動翻訳されますかね)

2023-01-15

アップルの日本語がおかしい? #010 「コピー」と「複製」は同じ? 違う?

知人が、突然変なことを言い出した。

「このエイリアスというのやったら、別のコピーができると思ってたんだけど、エイリアスのほういじったら、元のほうも変わっちゃったんだけど。どうやったら別のバージョン取っておけるの?」

「え? ファイルのコピーの仕方知らないの? もう○十年もMac使っているのに?」

疑問に思いつつFinderを見てみる。

ファイルを選択して右クリック(Ctrl+クリック)してみる。メニューが表示されるがその中に[複製]というのと[コピー]というのがある。そしてもうひとつ、[エイリアスを作成]というものもある。

「エイリアス」は「別名」だが、「知人は、別名を語るときにはまったく別の人生を生きられるはず」と思ってしまったようだ。だからエイリアスを編集すれば別の内容をとっておけるはずだと勘違いした。

「エイリアスは同じファイルを別の名前でも参照できるだけだから、実体はひとつだよ」と説明してまあこちらは理解してもらった。

ところで「コピー」と「複製」の何が違うというのだ。おまけに、「xxx.txt」というファイルを「複製」すると「xxxのコピー.txt」が目の前に現れるという、混乱きわまりない状況になる。「「複製」すると「コピー」ができて、しかも別に「コピー」というメニュー項目がある。意味不明!!!

これで「コピー」と「複製」の違いを、一般人に理解せよというのは不可能ではないだろうか?

Windowsはどうなっている?

Windowsでどうなっているか見たら、Macで[コピー]に当たる項目は[パスのコピー]となっていた。これなら、そもそも「パス」が意味不明だから、問題は起こらないか。

一方[複製]にあたる項目を探してみたが見当たらない。同じフォルダでファイルを複製することはないと踏んでいるのだろうか。それともアプリ内から[名前を付けて保存]を選んでもらうのか。

これって、もう何十年もこうなっているんだよね? 慣れは恐ろしいね。