2008年10月14日火曜日

米澤明憲先生の受賞記念パーティ

私のお師匠さんのひとり、米澤明憲先生の受賞記念パーティ。大学を転々とした私のお師匠さんの中でも切れ味はピカイチの先生。コンピューターサイエンスのしかもオブジェクト指向という狭い領域ではあるものの、世界最高レベルの研究者として認められたのは喜ばしい限り。

そう言えば、私が米澤研究室に行きたいと思ったのは、修士課程のときに、先生が書かれた Actor に関する論文を読んだのがきっかけでした。その論文を読んだ場所は今でもはっきりと覚えていますね。山梨大学の計算機科学科の5階にあった会議室の入り口から入って左奥角あたり。雑誌棚に置いてあった『情報処理』という学会誌をパラパラめくっていて、米澤先生の顔写真付きの解説記事でした。

その後、先生と泊まりがけのセミナーで一度ご一緒して、「うん、やっぱりいいな〜」と思い、一旦ソフトハウスに就職して、翻訳ソフトの開発をしてから、大学に戻ろうと思って米澤研究室に押しかけたのでした。その後も翻訳ソフトの研究を続けたので、結局、オブジェクト指向に関する研究を先生と一緒にしたことはなし。「オブジェクト指向」がきっかけで先生とのリンクが張られたのですが、結局リンクが強くなることはなく、単に結ばれて、忘れた頃にお目にかかるだけで、今日に至っているというわけです。

奥様が著名人とのことで、小説家やノンフィクションライター、テレビでお顔を拝見したことのある新聞社の方々、コンビニや証券会社の社長さんと、多士済々の顔ぶれ。私が今までに参加したパーティの中では一番著名人が多かったかな〜。

せっかくのチャンスなので、何人かの方にお話を伺ってみました。新聞社の方は「投票日は11月30日」でしょうと宣っておいででした。何か、公にできない情報源があるような雰囲気。

ノンフィクションライターの方は「出版で生きていくのは大変」と。翻訳で生きていくのが大変なのと同様なようです。

学者の方々は、地味だな〜。まあ、そういう方々の間にいる方が、私もリラックスできることは確かなのですが。なんと言っても、女性が少ないのがいけませんね。大学関係者で、女性の人は一人か二人ぐらいしかいらっしゃらなかったのではないでしょうか。コンピューターサイエンスならば、女性ができることはたくさんあると思うのですけど、やっぱりオタクのイメージなのでしょうか。

男ばっかりだと、どうしても思考&志向&指向&嗜好(ついでに施行や施工もかな)が似てくるので、ますますオタクっぽくなってしまって、ますます女性が入り込めなくなるということなのでしょうか。

私が結構好きな、しょこたん(歌はイマイチだと思いますが)のようなオタクがもっと増えてくれるよかったりするのかな〜。

2008年9月22日月曜日

なんでおむつの広告ばっかりなの?

下の記事(9月21日付け「阿部の胸のリボン」)を投稿して、自分のページを見てみたら、次のような広告が並んでいました。

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いま、Google Adwordsは紙おむつのキャンペーン中なんでしょうか? 検索してみたのですが、私のブログには「おむつ」という言葉は(今日のこの記事以外は)ないみたいなのですが。ああ、こんな日記書いちゃうと、ますます増えちゃうかな〜。

確かに、今は元気になった義母が入院したときとか、昨年他界してしまった義父が「いまわの床」についたときには「紙おむつ」をたくさん使いましたけど...。そう言えば、息子におむつをあてたのは遠い昔になってしまいました。

将来、俺も紙おむつあてられるンかな〜。そうならないように、一所懸命修行をしましょう。

2008年9月21日日曜日

阿部の胸のリボン

プロ野球も終盤戦。今日は天王山の巨人-阪神戦でした。江川問題以来、巨人ファンをやめてしまった私ですが、ヤクルト-横浜戦が中止になって見られなかったこともあって、久しぶりにちょっぴりテレビ観戦をしました。

試合の方は途中で阪神が逆転されてしまったのですが、それよりも気になったのが、キャッチャー阿部の胸に飾られた「リボン」であります。

「見て、見て、阿部が胸にリボン付けてるよ」
「本当だ、何だろう。乳ガン撲滅運動か何かかな? それにしても、あんな所につけるかな?」
「なんか、カワイイね。お嬢様みたい」

などとひとしきり盛り上がってしまいました。

その正体は果たして何なのでしょうか? 興味を持たれた方は、巨人戦の野球中継をご覧ください。もっとも最近は地上波での中継があまりなくなってしまいましたが。

その正体を知った私たちは、「ちょっとね〜。ミスマッチすぎるよね。考えてんのかな〜」と悪口を言ったのでした。来年は、「胸のリボン」はなくなっていることを期待します。

2008年8月23日土曜日

昨日の今日で、G.G.のスタメンはナシでしょう

あまりにひどいと思うので、2回続けてオリンピックネタです。私には、昨日の試合で2つもドヘマをやらかした、G.G.佐藤を先発で起用する理由が見つかりません。勝つ気がないとしか思えない采配です。

昔の星野はどこに行ったのでしょう。あの、感情むき出しの熱血漢の星野はどこに行ってしまったのでしょう。何? G.G.に挽回のチャンスを与えた? 甘い、甘い。エラーをした奴は引っ込められる、それが勝負というものでしょう。ましてや、これで飯を食っているプロなのですから。

G.G.は自分で落とし前をつけるしかないのです。日本へ帰って一所懸命練習して、押しも押されぬ大打者になって、もう一度日本代表に選ばれて、それで挽回するしかないのです。

阪神の監督を2年やって、ほとんどの精力を使い果たしてしまったのではないかと思ってしまった、今回の星野監督の采配でした。

しかし、ソフトボール・チームはよく頑張った。覚悟が違う。

あそこで岩瀬はないでしょう

今回のオリンピックは時差がないので、仕事をしながらも気になって、ちょくちょく見てしまっています。昨日の野球の準決勝も、ついつい見てしまいました。

星野さん、あそこで「ピッチャー、岩瀬!」はないでしょう。今年の岩瀬は調子よくありません。そして、北京でも調子よくありませんでした。前の試合でも岩瀬が打たれて負けました。そのことを百も承知のイ・スンヨプが待ちかまえているのです。これで岩瀬を持ってくるのは、ないでしょう。

なんか、全然流れに乗っていなかったですよね、今回の野球は。 星野さんのことは、明治大学時代に審判にイチャモンを付けていた頃から、その熱血漢ぶりが大好きでしたが、どうも今回は冴えなかった。王さんの後を継ぐというプレッシャーに押しつぶされたのでしょうか。山本浩二も、田淵も監督・コーチとしてはいまいち輝きがないですね〜。

こうなったら、韓国優勝してね! かつて、ソウルで一緒に働いていた仲間は喜んでいるだろうなあ。それを思うと、ちょっぴりよかったかもしれないけれど...

翌日追加

今日知ったのですが、岩瀬の北京オリンピックは成績は0勝3敗です。全体で9試合やって5敗して、そのうちの3つを岩瀬で負けているわけです。これが采配のミスでなくてなんなのでありましょうか。

2008年7月1日火曜日

翻訳通信発行

翻訳家 山岡洋一さんのメルマガ『翻訳通信』の今月号が発行された。

今回面白かったのが、8ページからの日本語と英語の「繰り返し」の違いに関する話。私も以前書いたメルマガのコラムで重複について取り上げたことがあるが、さすが山岡さん、私がプログラムする時間も翻訳や英語の勉強をなさっているし、人生の先輩でもあるので、私よりも知識が深い(プログラマーの視点も加えるというのが、私のウリかな)。

翻訳に興味をお持ちの方は、一読をおすすめ。

2008年6月13日金曜日

iPhoneはゲーム機だよね?

昔、Appleの開発者会議の話題といえば、Macintoshの新機種の発表だったものだけれど、今回、Macintoshの新しいハードウェア関する話題は皆無。ゼロ。

ジョブズの基調講演を聴いた雰囲気では、日本の一般プレスが大挙して訪れたのではないかと感じた。

「これはゲーム機じゃん」というのが私の感想。Appleの「敵」はもはやマイクロソフトではなく任天堂なのではないだろうか。

電話もできるし、音楽も聴ける、インターネットもできる。でもこれからを考える上で忘れられないのは、高性能のゲーム機だということ。

学生時代は、ゲームを作って遊んだこともあるけれど、また再開しようかなどとちょっぴり思ってしまった、新iPhoneの誕生です。まあ、まずはDictJuggler MiniをiPhoneでもうまく使えるように改造してみましょうかね。

手に入れないことには話になりませんが、とうとう2002年に買って使い続けてきたPHSに別れを告げて、ソフトバンクの顧客になることを決心してしまいました(ソフトバンクは、なんとなく今ひとつ好きになれないのだけれど……)。

2008年5月10日土曜日

濡れマスクの効用 — シックハウス(化学物質過敏症)対策にも

連休に自動車で法事に出かけたり、帰省したりしたら、喉を痛めて風邪を引いてしまいました。そのため、ここしばらく1日中「濡れマスク」のお世話になっています。

濡れマスクに目覚めたのは2000年頃のこと。実家の義姉から「濡れマスクが風邪にいいらしい」と聞いてから。最初は、濡れ濡れしたのがうっとうしかったのですが、そのうちすっかり慣れてしまって、今ではこれなしでは生きていけない状態です。

風邪に対する効果はどうやら世の中の認知するところとなったようですね。Amazonでぬれマスクを検索するとたくさん濡れマスク関連商品がマッチしますし、「ぬれマスク先生のページ」や『ぬれマスク先生の免疫革命』などをご覧いただけば、概要が分かります。

ここで私がご紹介したいのは、シックハウス(化学物質過敏症)対策としての濡れマスクです(数年前に家族みんながシックハウスが原因で化学物質過敏症になってしまい、一番重かった息子は2ヶ月もの入院生活を送ったのです)。

この目的におすすめなのが「2枚重ねの濡れマスク」です。昔からあるガーゼのマスク2枚を、水で濡らして重ねてかける。最初は1枚でもうっとうしいので「2枚なんてあり得ない」と思うかもしれませんが、これが効果があるのです。

ガーゼに付着した水分が、排気ガスやペンキの臭い、たばこの臭いなど、化学物質過敏症の原因となる物質が体内に入る前に濾し取るフィルターの役目をしてくれるらしいのです。

化学物質過敏症対策のマスクも販売されていて、検討したこともあるのですが、結局私は2枚重ねの濡れマスクの手軽さと安さに軍配が上がりました。

なお、2枚付けたまま出かけると、ちょっと奇異な目で見られることもあるので、人の目を気にする方はできるだけ大きめの1枚にしておいた方がよいかもしれません。あと、しばらくすると臭くなってくるので、可能な場合は熱湯につけてときどき消毒する必要があります(煮沸すると、ゴムがビロビロになってしまうので、熱湯につけるだけの方がよいようです)。長時間外出する場合は、換えの2枚と、保管用のビニール袋をお忘れなく。戻ってきたら、熱湯で洗って日に干しておきましょう。

2008年4月23日水曜日

「進化」じゃなくて「生き残り」

日曜日の新聞に「恐竜はなぜ鳥に進化したのかと―絶滅も進化も酸素濃度が決めた」という本の書評があった。 ある本を訳してから、こうした場合に「進化」という言葉を使うことに違和感をおぼえるようになった。

「進化」というとある動物が自分から形態を変えていったように思えてしまう。一匹の動物が成長するにつれて、形態を変えていったかのようにさえ思えてしまうほどだ。

実際には、何百万年、何千万年、ひょっとすると何億年という月日が経過して、はじめて「進化」がなされるのだけれど。

「恐竜」が「鳥」に「進んで化けた」のではない。「恐竜」が突然変異を起こして色々に変化したけれど、そのうち「鳥」になったものが生き残ったのだ。途中の過程で生存していたほとんどの種は死に絶えてしまったのだ。

こんな風に思うようになったのは、『海洋大図鑑』という本を訳してからだ。500ページを超える巨大な本で、海洋に生息するありとあらゆる種類の生物が海に関する諸々とともに詳しく紹介されている。とくに面白かったのが「オスの唯一の役目は、メスの卵を受精させることである」と記述されている「ボネリムシ」という海中生物。オスとメスの役割分担を見ても、生物によって実にさまざまなのだ(人間のように種の中でも、雄雌の役割分担に色々あるのは珍しいのだろうか)。

現在の形態に突然変異をしたから現在の環境に適応しているわけで、ずっと同じ形態でいた生物はほとんどが何らかの環境変化によって死に絶えてしまった。だから、他の種が死に絶えて「生き残った」と捉えるべきだと思うのだ。意図して進んだわけではなく、偶然の結果なのだ。

2008年4月14日月曜日

携帯にVista搭載

久々に物欲をそそられた。WILLCOM D4という携帯電話兼パソコン。

新聞を見たらPHSのWillcomの記事が載っていた。今時何が珍しいのだろうと思ってよく見たら、Windows Vista搭載とある。おお、とうとう携帯でも普通のWindowsが使えるようになったのか。

今、Windowsはほとんど使わないのだけれど、ウェブページがIEでうまく表示されるかどうかの検証には使わざるを得ないので、なくすわけにはいかない。つい先日も、Mac しか使わない友人というか、先輩から「このGoogle MapがIEで表示できないそうなのだけれどちょっと見てよ」と頼まれて、確認した。確かにIEではうまく表示されない。なんと、ファイルの冒頭の <DOCTYPE> の1行を削除したらキチンと表示されるようになるという訳の分からない方法がネットに載っていて、それで一応解決してしまった。

それほどパワーが必要なわけではないので、これ1台あればWindowsでの検証ができるということになると、1台パソコンが不要になるわけでうれしいのだが、そううまくいきますかどうか。携帯にはほとんど依存していない私だけれど、出かけたときには携帯としても普通に使えないと困るのだけれど。

2008年4月12日土曜日

『Unix入門(上)』増刷

夜、家に帰ってきたら机の上に、懐かしいパッケージ。昔よく翻訳書を出していた、ピアソンエデュケーションから本が送られてきていました。

Unix入門(上)』が増刷されて、送られてきたのでした。この本、出版は1998年なのですが、とうとう10刷目。販売部数でいくと『Java言語入門』が私の著訳書の中では一番ですが、『Unix入門』は売れている期間ではダントツの第1位です。

残念ながら、共訳(印税折半)である上に、増刷部数がチョビチョビなので、たいした収入にはなりません。そうはいっても、何もしなくてもただお金が入ってくるわけでうれしくないわけがありません。

こういう本が何十冊かあると、出版翻訳者の誰もがあこがれる「夢の印税生活」ができるのでしょうけど、コンピュータ関連書は旬が短いので、なかなかそうはいきません。

しかし、Unix系OSの寿命は長いですね。かれこれ30年を超えてもまだ勢いが衰えません。素晴らしい先見の明です。C言語も同じ組織から生み出されていることを考えると、「たいしたもんだ」と感心するしかありません。

『Unix再入門』か『C言語入門』でも書いて、「夢の印税生活」実現の第1歩にしようかな、などと思ってしまいます。

2008年4月8日火曜日

ブロガーの影響力

まもなく『ハイパフォーマンスWebサイト』が発売されます。

少し前から予約が始まっていまして、これまでの訳書の中でも一番かもしれないほど順調な出足でした。Amazonの順位で300位台から1000位ぐらいの所をうろうろしておりました。

ところが、昨日の午後突然順位が2桁になりました。昨日の最高位は、確認したところでは43位。編集者の方と「誰かのブログででも紹介されたのでしょうか」とメールでやりとりをしていました。

今日になって、順位はさらに上がり、なんと26位にまで上り詰めました。『田中宥久子の造顔マッサージ (DVD付) 』など、よく目にするベストセラーと肩を並べております。コンピュータの専門書にしては、脅威の順位(かな?)。

あとひとつ順位があがれば、なんとAmazonのベストセラーのページの1ページ目に表示されることになります。その瞬間をRedrawを繰り返しながら、待っておりましたが、残念ながら現在の順位は36位であります。

さて、今日になって検索してみたら、引っかかって、どなたのブログが原因かが分かりました。著名なブロガーのブログに紹介されていました。噂には聞いていましたが、影響力はたいしたものであります。感謝! 感謝!

しかし、相変わらず日本人は権威に弱いのかな〜、とちょっぴり複雑な心境ではあります。皆さん、自分の意見をしっかりと持ちましょう。再び、戦争への道を歩まないように... (ちょっと、飛躍しすぎかもしれませんが、ドタキャン首相のような人物が首相にまでなってしまう現実を見ると、ちょっと心配ではあります)。

あ、でもこの本は、とても役に立つ本ですので、お買い求めいただいて損はないと思います。(^_^)

2008年4月3日木曜日

「サインはVGA」がMacに対応

少し前にAppleのノートパソコンMac Book Proを買いました。それまで使っていたPower PC機PowerBookからの「乗換」です。

仕事でCPUパワーが必要になりそうだったので、デスクトップ型のMac Proも考えたのですが、あまりに巨大。ファンもうるさそうだったので、これはヤメ。

オールインワン型のiMacなら机の上に置くだけなので、よいかと思ったのですが、マルチモニタにできない。少し調べみたのですが、Windows用にはいくつかUSB経由の製品がありました。しかし、Mac用には噂はあったもののポシャったらしく、マルチモニタにできる製品は見つかりませんでした。それまで、PowerBookにモニタを繋いで2つの画面に慣れきっていたので、24インチでもやっぱり狭い。

今日メルマガを見たら、サインはVGAというおちゃらけた名前の製品がMacに対応したようです(β版ですが)。

ああ、もう少し速く対応してくれていたらうれしかったのに。それとも、ひとつ買って、トリプルモニタというのもよいかな〜。Windows用にほとんど使っていない、(ちょっといかれかけている)15インチモニタがあるので、それを繋げてみようかな〜。ちょうど机の上を整理して、広くなったところだし。

2008年3月5日水曜日

今日の大笑い

小説家の瀬戸内寂聴さんがテレビのインタビューでなさっていたお話。

八十も半ばを超えた寂聴さん、二年ほど前に携帯電話を買ってメールを始められたのだそうです。教わるのが恥ずかしいのでマニュアルと首っ引きでなんとか送れるようになったのだとか。

ある日とても偉い方にメールを送ろうとしたのだそうです。絵文字を入れようとしたら、ハートマークが入ってしまいました。困った、困った。けれど、どうやれば消えるのか分からない。仕方がないので「すみません。ハートマークの消し方が分からないので、そのままお送りします。ご容赦ください」と書いたのだそうです。

しばらくして戻ってきた返事に次のように書いてあったそうです。

「ハートマークの隣にある、broken heart(壊れたハートマーク)を押すと、消えますよ」

「あら、そうですか。ありがとうございます」とお返事を書いた寂聴さん、しばらくはその話を信じていらしたそうです。

2008年3月1日土曜日

今日の大笑い

物騒な世の中になってきたので、玄関に二つ目の鍵を付けました。これで少しは安心?

さて、鍵を付けに来てくださった方に伺ったお話。

ある日のこと、私の家と同じように玄関に二つ目の鍵を付けたおばあさんから、電話が来たのだそうです。

「鍵が開かないのよ。何度やっても開かないの」

おうちに駆けつけると、おばあさんがドアの前で待っています。

「見てちょうだい、開かないのよ」と言いながら、上の穴に鍵を入れて回して、次に下の穴に鍵を入れて回します。

「ほら、開かないでしょ。もう一度やってみるわね」といって、また上の穴に鍵をいれて回して、下の穴に鍵を入れて回します。

「ね、開かないでしょ。何度やっても開かないのよ。もう十ぺんぐらいやってみたんだけれど、どうしても開かないの」

2008年1月20日日曜日

郵貯のシステムって……

ゆうちょ銀行が誕生しました。

さっそく信じられないことが2件も起こりました。まあ、名前が変わったことに、直接は関係ないのですがね。

1件目。息子のお年玉を定額貯金にしてあげようと、ATMで操作をしました。ページの最後が微妙に空いていたので、「もう1件書けるのかな」と思って、そのページを挿入して操作をしました。

通帳が出てきてみたらビックリ。前の貯金とほとんど重なっているではありませんか( 画像はこちら)。

窓口のお姉さん(オバサンはちょっとかわいそうか)に伺うと

「コンピューターにはキチンと記録されていますから、大丈夫ですよ。それとも、通帳交換しましょうか?」

と、なんとものんきなお答え。

お姉さんに責任はありませんがね、対応は間違っていると思いますよ。普通の銀行(=ゆうちょ銀行以外の銀行)なら、絶対あり得ないですよね〜。

問題なのはシステムを設計した人と、プログラムした人、そしてテストしたでしょう。どういう、条件で1ページの記入項目数を判断しているのでしょうか? まさか、「最後の行に空白があれば」とかで判断しているのでしょうか? かなり面倒くさそうな処理ですね。私なら、1ページに記入できる項目数と比較して、「もう一杯だからページをめくる」という処理をすると思いますが。

いやはや、ここまですごいシステムを見たのは初めてです。しかも、お金を扱うシステムで。

私が、全国でタダ一人、微妙に空きが残ったページを挿入してしまった人なのでしょうか?


2件目。「ゆうちょダイレクト」なるサービスに申し込みました。最近、どの銀行にもあるインターネットサービスです。

郵便局は近いので、あまり必要性を感じていなかったのですが、残高照会が手元でできれば便利ですし、送金もできれば便利でしょうから、気が向いたときに、ある日突然申し込むことにしました。

IDとパスワードが記された「ご案内」が送られてきたので、ログインしようとしました。URLがない。「一体どこにあるんだ」としばらく探しました。

ご利用ガイドの8ページにありました。URLさえあれば、説明なんていりません。「ご利用ガイド」なんて読みません。

URLはhttp://www.jp-bank.japanpost.jp/だそうです。長い! 入力するのは止めて、Googleさんから検索しました。最初からそうすればよかったのですが。

まあ、これは許しましょう。たいした問題ではありません。利用者の立場になっていないことは明確にわかりますが。

さて、ログインすると、送られてきたのとは別のパスワードを設定するように誘導されました。これは普通でしょう。

パスワードを入力してはねられました。 大文字でなければいけないのだそうです。

設計者はインターネットバンキングを、いや、ネットサービスを使ったことがあるのでしょうか。私の経験では、「パスワードが大文字でなければならない」などというシステムに出会ったことはありません。他のシステムと違っている方が「セキュリティが高い」とでもおっしゃるのでしょうか?

パスワードについては、もうひとつ気に入らない点があります。7〜12桁でなければいけないのだそうです。短いのがいけないのはよしとしましょう。しかし12桁以下にしなければいけない理由は何ですか? 記憶容量がもったいない? テストが大変? 利用者が忘れる? 

30文字、いや20文字でも許せますが、12文字はちょっと短すぎません?

いやしかし、このパスワードの制約を決めた人の発想が私にはわかりません。

と、書いていて、理由がわかりました。「ソフトウェアキーボード」を使わせたいということのようです。キーボードの画像が表示されて、そこをマウスでクリックして文字を入力させたいようです。キーボード入力を記録にとられて、不正をされたくないということなのですね。

うへ〜、キーのところが「*」になっていて、キーボードの上と下にある黄色の領域にマウスポインタを置かないと、どのキーがどこにあるのかわかりません。

  • マウスポインタを黄色の領域に置いて、打ちたいキーを探す。
  • 探し出したキーをマウスでクリックする。

この手順を、パスワードに設定した文字の数だけ繰り返さなくてはなりません。

わたしゃ、絶対にこんな面倒くさいことをやりませんよ。

たとえ、大儲けしても、ゆうちょ銀行に大金を預けるのは止めることにしました。怖すぎます。

2008年1月19日土曜日

カミさんのスポーツ観戦

昨年10月に義父が他界して、一人残された義母の一番の楽しみが大相撲観戦。徒歩数分のところに住む義母が我が家の食卓の話題になることも多いし、会ったときに話の種になることもあって、ときどき相撲を見るようになった。義母のご贔屓は豊真将(ほうましょう)。朝青龍は大嫌いなのだそうだ。

一昨日のこと、呼び出しの声を土俵下で聞く琴欧洲の顔が大写しになった場面。『最近、ブルガリアヨーグルトの宣伝も見なくなったな〜。調子がイマイチみたいだし』などと思いながら、琴欧洲の顔を見つめているところと、カミさんが宣う。

「見てみて、右上に映ってるオジさん髪の毛おもしろいよ」。

かと思うと、私が勝ち名乗りを受けている豊ノ島の懸賞の束に注目していると、今度は…

「あっ、あれ、通路の所にいるの、T子さんじゃない?  きっとそうだ」

と、共通の知人の名を大声で叫び出す。

「オイオイ、相撲をキチンと見ろよ」と言いたくなるのですが、これがカミさん流の楽しみ方らしい。

この流儀は他のスポーツを見ているときでも変わらない。結婚してすぐに米国で新婚生活を送ったとき、たまにタダ券をもらって大リーグ観戦に行ったのだが、カミさんの一番の注目の的は球団のマスコット。海賊船の船長お気に入りのオウムだった。

こっちが、『次のバッターは誰だっけ』『そろそろピッチャー交代かな』などと思いを巡らしていると、「見て、見て、ウェーブが始まったよ」などとオウムさんの一挙手一投足を知らせてくれる。

昨日のこと、検索エンジンで引っかかったこのページを見ていたのだが、そこへ入ってきたカミさんが、開口一番

「この鳥、カワイイ〜」

わたしゃ、このページに鳥の絵があることに、言われるまで気がつきませんでしたよ。

2008年1月16日水曜日

★と★★★の違い その2

ミシュランの★★★騒動もどこかへ行ってしまったようですね。 11月28日に書いた「 ★と★★★の違い」からしばらくして、私たちの訳書『初めてのJavaScript』のAmazonのページに「★★★★★」のレビューが加わりました。ありがとうございますm(_ _)m そのお陰もあってか、ランキングの下降は一段落したようであります。 Amazonが誕生する前ならば、自分で書店に行って中味を見て判断して買うか、雑誌の書評を見て買うか、あるいは口コミで誰かに勧められて買うかといったところでしょう。 今は、Amazonやブログへの書き込みが大きな影響力を持っているようです。出版社の方のお話によると、業界の著名人のブログに紹介されたりすると、ドバッと売れたりするのだそうです。一人の意見に左右されてしまうのは、とても怖いような気がしますが、日本らしい現象かもしれませんね。