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2022-09-22

PDFファイルにページ番号を入れるには GraphicConverterがいいかも

もう20年以上使っているGraphicConverterという画像処理・形式変換アプリ、PDFファイルにページを入れることができるのを知った。 今までは、大枚はたいて買ったAcrobat Proを昔のOSのMacで動かして、なんとか入れてたりしたんだけれど(Adobeに毎月のお布施を払うには、使用頻度があまりに少ない)。

GraphicConverterなら超簡単。

  1. PDFファイルのアイコンをGraphicConverterのアイコンに重ねる
  2. ダイアログボックスが開くので確認して[OK]をクリック
  3. [ファイル]→[プリント]→[プリント...]を選択
  4. 表示されるダイアログの下のほうにある[Page number]にチエックを入れて形式を指定する(今日現在、形式を指定できるのはβ版のみ)

これでPDFに保存すれば、ページ番号付きのPDFファイルができあがり!

ちなみに、ページ番号の形式が1種類しかなかったので、開発元に「3/5みたいなのも選択できるようにしてくれ」とメールしたら、2日後に対応したベータ版のダウンロードURLを送ってくれた。

素早い! こういう会社いいな。

2018-10-07

プログラマーという職業はいらないのだよね、本来は

世のプログラマーの方々には申し訳ないけれど、本当はプログラマーなんていう職業はいらないんだと思う。

業務に精通している人が、自分たちのために自分たちでシステムを作るのが一番いい物ができるのだ。

特許について知らない人が特許庁のシステムを作ろうとするから、途中で投げ出してしまうようなことが起こるわけで、特許業務を良く知っている人が作れば、そんなことは普通は起こらない。 一番見通しが立つのは、業務をやっている人なのだ。

自分が社会保険の手続をまったくやらない人が作るから、「Javaをインストールして、ActiveXを使ってやってください」とかいう、何のためにネットでやっているのか理解不能な、20年前に戻ったような要求を突きつけて、いまだに平気でシステムを運用しているわけですよ (こちらは個人的な恨みが込められている文ですが...)

実際問題としては、セキュリティの話とかまで精通するにはそれなりの修行が必要だから、プログラマーという職業がなくなるわけではないのだけれど。

少なくとも、自社(自組織とか、政府とか)で開発部隊を抱えてるほうがいいに決まっている。 第三者に説明するだけで、すごく手間がかかるし、コストもかさむ。 自分たちの中で作るのが一番いいのだ。

だから、言語とか、開発環境とかを作る人は、できるだけ一般人でも作れるよう努力すべきだと思うのだ。 玄人受けする言語を設計するのも悪くはないけれど、プログラミングの基本を抑えている人ならば、小難しいことを知らなくても安全で、ある程度効率のよいアプリやシステムができるような言語や開発環境を作って欲しいと思う。

そんな流れのひとつが、DevOpsなのかな〜と、「まもなく校了」の『LeanとDevOpsの科学[Accelerate]』という本を訳していて思ったのだ。

Dev(開発)とOps(運用)が近ければ近いほど、使いやすいシステムができる。

翻訳者も似てる?

「翻訳者」という職業もいらないということになるかな〜。 みんな英語ができれば、翻訳者は不要なのだよ。

私は本来不要な仕事を2つやっているわけ?

でも、訳書並みに原著を読んで理解するのは、かなり〜大変だと思うよ。というか、そう思ってもらえるように、良い訳本を仕上げるのが我々の使命なのだ。

2018-07-16

日本語の変数名や関数名はレビューの評判が悪いけど... (JavaScript)

拙訳書『JavaScript 第3版』で、付録に日本語の識別子(変数、定数、関数の名前)を使ってみたのだけれど、Amazonに悪いレビューがけっこうある

しかも全面的に日本語にしたわけではなくて、自分が書き下ろした付録でそうしてみただけなのに、そんなことはまったく書かずに鬼の首でも取ったみたいに攻撃をする方が何人かいらっしゃる。

変数名や関数名に自信をもって英語を使える人、手をあげてくださ〜い

かれこれ○十年英語を学習し、TOEICのスコアは895点(ぐらい)だった私ですが、私は手をあげられません。

英語ができる人が読めば、理解はしてもらえそうな名前を付けることはできます。 しかし、自信があるかと言われれば、「ない」。

「ある」と答えられる人は、ネイティブ並みの(あるいはそれに近い)英語力を持っている人か、自分の英語の実力を知らないかのどちらかでしょう。私は簡潔に正しく表現できているか、いつも自信がありません。

就職したての頃、上司のソースに「xxxCount」という変数がいくつか並んでいて、「こういうときcountって言うのかな〜。numberOfxxxとかのほうがいいんじゃないかな〜」とけっこう悩みました(最近はネイティブスピーカーのソースを簡単に見られるので、まあ、頻繁に出てくる表現は身につけようと思えばさほど難しくは何のかもしれませんが)。

チームに日本語ができない人がいる場合、これは仕方ない。下手な英語でも日本語よりは理解してもらえる。

しかし、たとえば自分が練習するのに、日本語の識別子を使っても回りの人に不都合もありません。

「変数が日本語だと、読みにくい」という方がいらっしゃいますが、多分「慣れ」です。慣れれば日本語のほうがパッと見て意味がわかります。試してみてください。3日もすれば慣れてしまう人がけっこういると思います。

 
  • 説明するときは、日本語のほうがはるかに理解度が高い —— 英語ができない人は世の中にけっこう多いのです。プログラミング講座を運営していて身にしみているのですが、つまずく方の3割から5割ぐらいは、英語が原因です。docmentとかMath.randamとか綴って、「動かない」ということがけっこうあります。そういった方が、変数名を自分で英語で考えるというのは、かなり難しいでしょう(逆に言えば、英語ができればプログラミングには有利だということでもありますが)
  • 自信を持って変数名や関数名を書けるし、日本語で考えたほうがはるかに楽
  • 長いプログラムになればなるほど変数名は長くなる。そうすると自分の英語が正しいのかますます自信がなくなる

英語で書きたい方が書くのは一向にかまいません。ただし、やってもみないで「読みにくい」と断言するのは止めていただきたいのです。

ご自分で何日間か試して、回りに方にも何日間か試してもらって、それでも「全員一致して読みにくい」という結論になったら、具体的に「合計○人が△日間試してみたが、読みにくいということで一致した」とご批判をどうぞ。

ただし、一人でも「日本語のほうがわかりやすい」という方がいらしたら、それでも頭ごなしに「読みにくい」と断言できますか?

2018-01-24

JavaScriptのアロー関数( =>)は初心者にとってはバグの元かも

JavaScript講座をやっているのだけれど、受講生の方に例題を解いてもらうと、「何でこれで動かないのだろう?」と考え込んでしまうケースが時々ある。だいたいは長くても5分ぐらい試行錯誤すると「ああ、これが原因か!」とわかるのだけれど、講師の実力が疑われる場面だけに、かなりあせる(笑)。

ところが先日、「なぜこれがエラーにならないのだろう?」というケースがあった。ひとまず動き出すのだが、なぜか途中で止まってしまう。でもコンソールにはエラーメッセージが表示されない。

止まっている(止めている)箇所を探ってみたら、問題のコードは次のものだということがわかった。

if (picnum => 5) {
  clearInterval(timerID)
}

タイトル読んだ人は分かったと思うけど「=>」は「以下」の意味には使えないので、「>=」が正しい。 でも「=>」か「>=」なんてあまり意識しないよな〜。

「何で構文エラーにならないんだろう?」と少し考え、自分のパソコンでも似たようなコードを動かしてみたが、自分のパソコンではエラーになるようだ。あまり時間を割くわけにも行かず、結局その日はわからずじまい(今考えると自分のパソコンでは「=<」を試していたんじゃないかな。こちらはエラーになる)。

今日受講生の方からソースを送っていただいて眺めていたら、「なんだアロー関数ジャン」。

ifの条件でいつも5を返す関数を定義していたのだ。「->」はポインタっぽいから「=>」にしたのかもしれないけど、ちょっと紛らわしいかな〜。間違える初心者、結構いそうだな〜。

自分が無意識にやっていることを意識させされる

このケースもそうだけど、初心者の人といろいろやっていると、自分が無意識にやっていることを意識させられることが多い。 「以上」は「>=」とほとんど無意識に打ってる。だから「=>」と書かれていても最初は気が付かなかった。

ちなみに私が「>=」と打つケースはまずないのも気が付かなかった原因のひとつかもしれない。「a >= b」とは書かずに「b <= a」と書く。数直線は左から右に大きくなるからね。こう決めておけば、迷わずに済む。これは誰に教わったのか忘れけれど、まだ学生だったような気がするから、○十年前の話。本で読んだんだっけかな。

英語の語順が反映されている

考えてみれば英語では、"greater than or equal to" とか "less than or equal to" だから、順番どおり打つと「>=」とか「<=」になる(「>」は "greater than" で「<」は "less than")。だから、「=>」とか「=<」にはならない。

こんな所にも、英語が影響しているのだ。英語がよくできたほうが、プログラミングの習得には有利なのだ。

日本語では「以上」とか「以下」というのが普通だから、本当は「≧」とか「≦」とか書きたいところだけれどね。

2017-12-21

「トランスコンパイラ」のほうが「トランスパイラ」より好き

『初めてのJavaScript 第3版』を訳したとき、「トランスパイラ」にするか「トランスコンパイラ」にするか議論になった。

「『トランスパイラ』じゃ、意味わかんねーじゃん」というのが私の主張。

「トランスコンパイラ」なら「コンパイラはコンパイラだけど『トランス』するものなのね」とわかる。 「トランス(trans)」なら、transformとか、transformationとか、transportationとか、「移す」とか「移動させる」とかそんな意味があることがわかる。

JavaScript界隈の人々は「トランスパイラ」という言葉を使っている人が多いみたいだけど、う〜ん。

「わかりやすい」というのはとても重要だと思うのだけれど。仲間内の言葉を使いたがるのかな〜。

今日偶然Wikipediaを見たら「トランスコンパイラ」で立項されていたので、ホッとした。

メデタシ、メデタシ。

2017-06-24

ポケモンGo バグ多すぎ

ポケモンGoが大幅刷新。しかしバグ多すぎ〜。しかもしょっちゅう死んじゃう〜(ポケモンがじゃなくて、アプリが〜)。

ジムに入って、戦っている最中に平気で落っこちる(これって、この種のアプリとしては致命的だと思うんですが...。違います?)

ジムを覗いてみるだけで、ぼこぼこ落ちる。

「バグは後で直せばいい」と思っているんかい? ソフトウェア開発者の風上にも置けん。ポケモンの魅力だけで、ユーザーが離れないと思っているのかな〜。(モットもリリースするかを決めているのは開発者ではないか...。は〜)。

「採算がとれるかどうかわからなくて、テストに人数をあまり割けない」というのならばともかく、世界中で大儲けしているんでしょう? それなのにこのレベルでリリースするんかい?

ポケモンの魅力に負けてついつい起動してしまっている人でも、同じ会社の他のソフトは使う気にならんのではないかいな。

今までも結構落ちていたけど、3倍はよく死ぬ。あきれた〜。

それでも起動してしまう私は...。

いや、この業界にいる以上、話題について行けないと辛いし...(うそ)。

2017-06-08

囲い込みたがるApple

AppleのWWDC(世界開発者会議)が始まった。自分が強い関心をもっているところでは、自然言語用のAPIを提供するというのが気になった。

でも、こんなの使った日にゃ、結局Apple製品でしか使えなくなるわけで...。

とてもじゃないけど手を出す気にはならないのですけど...。

デスクトップのファイルを勝手にコピーしちゃうというのはいまだに信じられないのだけれど

ちょっと前のOSから、Macのデスクトップにおいたファイルを勝手にiCloudにコピーしちゃうようになった(と思う)。 わたしゃさっそくこの機能はオフにしたので、詳しいことは忘れてしまったけれど、知らない一般ピーポーは、エラーメッセージを表示されて、あわててiCloudの容量増やしてお金取られている人いるんじゃないだろうか。

「ほとんど詐欺」だと私は感じるのだけれど、あまり問題になっていないのだろうか?

ノートパソコンからescキーはなくしちゃうし(他のキーに割り当てはできるみたいだけれど)、USBポートはなくしちゃうし、最近のAppleのやることは、理解に苦しむことが多い。 次回ノートパソコン買うとき、Macは止めようかな、とか思ってしまうよね〜。 プログラミング講座で、USBメモリを渡しても受講生の方がファイルをコピーできなかったし...(変換用のコネクタを持っていらっしゃらなかった)。

と言いつつ、キーノートスピーチは見てしまう私はやっぱりAppleファンなのだろうか...

2017-05-16

cssの絶対単位(cm、mm)での指定ってわけわかんない

CSSの大きさの単位としてcmとか、mmとかの絶対単位での指定ができます。

絶対単位で指定できるんなら、そう表示されると思うのが一般人ですよね? 

ところがそうはいかない。解像度が高いスクリーンだと3cm とか指定するともっと小さくなってしまう。

W3Cのページを見ればわかるのね

ちょっと検索して見たけど、この件について日本語で言及しているページはすぐには見つからなかった。 ので、W3Cを付けて検索してみた。 そしたら次のページに明快な説明があった —— Web Style Sheets CSS tips & tricks

In the past, CSS required that implementations display absolute units correctly even on computer screens. But as the number of incorrect implementations outnumbered correct ones and the situation didn't seem to improve, CSS abandoned that requirement in 2011. Currently, absolute units must work correctly only on printed output and on high-resolution devices.

「守らない人多いから、しょうがないから2011年に必須要件じゃなくしたよ」だって。こんないいかげんなことでいいんかい? (確かに面倒くさそうではあるけれど...)
「印刷メディアと『高解像度デバイス』では正しく動作しなければならない」と書かれているけど、「高解像度デバイス」の定義は時とともに変わるので、結局のところ「印刷メディア以外は守らなくてもいい」ということらしい。

こんなルールがあるなら、一般人には使えませんわ。業界人は「画面では "cm" は指定してはいけない」こと知ってるってかい。

2017-04-28

「この人英語がたいしてできないのね」と、ばれてしまうフレーズ (1) -- 「ワーニング」「アワーズ」

変な発音が拡散していくのが耐えられなので、こんな記事を書くことにしました。

warning を「ワーニング」と、awardを「アワード」と発音している人は、今後warを「ワー」、walkを「ワーク」と発音してください(日本語だとworkと区別できなくなりますが...) よいプログラムを書くときは一貫性を意識するのが大切です! よい翻訳をするにも一貫性は大切です!(笑)

メチャメチャ気持ちが悪いのですが、なぜかIT業界では「ワーニング」と発音する人が結構いる。

プログラマーの方々、「こいつ英語できないね。ちょっと使えないかも」と思われたくなかったら、今日から「ワーニング」と発音するのは止めましょう。

J-リーグはさすが国際的、ちゃんと「Jリーグアウォーズ」だもんね。

「賞」という立派な日本語があるにもかかわらず、横文字使うなら、変な発音は止めてください。

世界は広いので、warningを「ワーニング」と発音する英語が母国語の地域もあるかもしれませんが、かなり〜限られると思うので、「wɔ́ːrniŋ」のほうが絶対おすすめです。

2017-04-27

PDFを読むのにSkimが便利

これまでずっと英文のPDF原稿を読んだりするのにアップルの「プレビュー」を使ってきたのだが、困ったことに新しいOS(10.12)ではPDF関連をいじくっているらしくて、「プレビュー」で「サービス」が利用できなくなってしまった(まさか、私のMacだけじゃないですよね?)。

原稿を読むときには、自社で開発したMacアプリのDictJuggler(現在公開停止中です。すみません。まもなく再公開したいと思っています)を使って、頻繁に辞書引きをするので、不便なことこの上ない。サービス経由でDictJugglerを使えば、簡単に複数のサイトで辞書を引くことができるのに、それができなくなってしまっていたのだ。

しばらくコピー・ペーストしていたのだけれど、あまりに不便なので、検索してみたらSkimというアプリが見つかった。

これ便利。「サービス」も使える。助かった〜。

後日談

macOS 10.13の「プレビュー」では「サービス」が復活して、DictJugglerも右クリックで(サービスから)使えるようになりました。10.12でもこうしてから公開してくだされば、平和な日々が続いたのですがね...。 まあ、「プレビュー」の検索は特に日本語が絡むとかなり変な感じなので、Skimもまだ使う余地がありますかね。でも検索だとAcrobatのほうが便利ですかね〜。

2016-12-16

コマンドラインで全角コマンド使えるようエイリアス

Macのemacsを使ってます。

時々コマンドラインでコマンドを全角アルファベットで入力してしまうことがあります。 「pwd」とか「ls」とか。

当然エラーになっちゃうわけです。

ls: Command not found.

ふと、思い付いて、「pwd」とか「ls」とかをaliasで登録してみました。 そしたら動きました。

alias pwd=pwd
alias lsl=lsl    ## ←「ls -l」にエイリアスされています
$lsl
total 16
-rw-r--r--  1 musha  staff  450 12 16 18:36 channel.go

これでいちいち半角に切り替えなくてもコマンドが打てますね。 これまで思い付かなかったのは、なぜでしょう。

2016-09-20

JavaScriptのアットマーク(@@)

少し前の私のように、JavaScriptのドキュメントに出てくる「アットマーク」(@@)で悩んでいるあなたのために。

こちらを見れば意味がわかります。 『ECMAScript® 2015 Language Specification』の「6.1.5.1 Well-Known Symbols」の節

2016-07-28

Pokémon Goをやってみた

先日の金曜日に公開されたばかりのPokémon Goをやってみた。

う〜ん、なつかしい。 うちの回りで簡単につかまるのは、オレでも知っているものばかり。

オレが好きなプリンはどこにいるんだろう。

息子が好きだったマルマインには遇えるかな。

2014-12-22

emacsカンフー #002 24.3の中黒の文字化け対策

emacs 24.3.1にしたら、中黒(・)が表示されなくなってしまった。

検索したら対策が出てきた(検索範囲を「1年以内」にした) — Macで使うEmacsの設定

(set-fontset-font "fontset-default"
                  'japanese-jisx0208
                  '("Hiragino Maru Gothic ProN"))
(set-fontset-font "fontset-default"
                  'katakana-jisx0201
                  '("Hiragino Maru Gothic ProN"))

ありがとうございますm(_ _)m

emacsカンフー #001 ドラッグしたファイル(フォルダ)を新しいウィンドウを開かずに開く

前のバージョンでタイ語がうまく表示されないので、emacsをバージョンアップしたらドラッグしたファイルを別のウィンドを開いて表示するようになってしまった。

新しいウィンドウはいらないので、検索してみたらそのものズバリの回答が(感謝!)— Cocoa Emacsのドラッグアンドドロップでファイルを開く

(setq ns-pop-up-frames nil)

なお上のリンクページには次もいると書いてあるが、私の環境では不要だった。動かない方はお試しあれ。

(define-key global-map [ns-drag-file] 'ns-find-file)

2014-06-12

Swiftカンフー #002 標準入力から文字列をもらう

プログラミング言語を覚えるには「実際に役に立つプログラムを作ってみるのが一番」というわけで、翻訳作業で役に立つプログラムを作成してみることにしました。

私が自作するプログラムの多くは「フィルタ」です。ファイル(あるいはキーボード)から文字列を読み込んで、何かを処理して出力する。

標準入力(stdin)から文字列をもらう

フィルタを作るには標準入力からの読み込みができないとなりません。C言語のscanf()とか、C++のcinとかみたいに。

Google大明神にお願いすること数度、何とかできました。出典はstackoverflowです。

// example-01-stdin.swift
import Foundation  // Objective-CのNSFileHandleなどが使えるようになる

func データ読み込み() -> String {
  var 標準入力用ファイルハンドル = NSFileHandle.fileHandleWithStandardInput()
  var 生データ = 標準入力用ファイルハンドル.availableData
  var 文字列データ = NSString(data: 生データ, encoding:NSUTF8StringEncoding)
  return 文字列データ
}

func 何か処理(入力文字列: String) -> String {
  return 入力文字列 + 入力文字列 // 2度繰り返す
}

var 読み込んだ文字列 = データ読み込み()
while 読み込んだ文字列 != "" {
  let 処理後の文字列 = 何か処理(読み込んだ文字列) // ここで処理
  print(処理後の文字列)
  読み込んだ文字列 = データ読み込み()
}

2014-06-11

Swiftカンフー #001 関数から複数の値が戻ってきたときの処理

もうじきiOSの本を出版するので、Swiftは避けて通ることができません。

というか、なかなか悪くない言語かなと思っています。

GoogleのDartも悪くないと思ったのですが、やっぱりそう簡単には広まりません。だいいち実行速度が遅すぎるし...。 しかしAppleがiOSやMac用に採用したとなると、強制的に広まることになります。

というわけで、Swiftのお勉強を始めることにしました。

関数は複数の値を返せる

Swiftの関数は複数の値を返せます。たとえば次のように定義します。

func ガソリンスタンドの価格表() ->(灯油: Int, レギュラー: Int, ハイオク: Int) {
  return (114, 152, 168)
}

しかし、日本語が変数名や関数名に使えるというのはメチャわかりやすいですね。ふ〜む。変数とテキストの区別がつかなくなるかと心配していたのですが、それは杞憂のような気もします。もっとも、英語ネイティブな人々はいつもこんな風に書いているわけですからね。かえって、funcとかIntとかreturnとか、キーワードが目立ってわかりやすいかもしれませんね。

複数の値をもらうには?

関数から複数の値が返ってくるのは、はっきり言って便利です。 ポインタとか使わなくていいですし、明確です。 JavaScriptでもオブジェクトを返せば複数の値を簡単に返せますが、私はすぐに気がつかなかったです。それに対して、こう明確になっていると明確。もっともPHPは返せましたよね(色々やっていると混乱する...)。

さて、「返ってきた複数の値をどう処理したらいいんだろう?」と思ったら、タプル(tuple)というのを使えばいいのです。あえて訳せば「n組」「n個の組」とでも言いましょうか。Wikipediaを見ると「組」という訳も使われているみたいですね。

じつは関数定義の次の部分は「タプルを返しますよ」という宣言なのでした。この場合は「三つ組み」を返しますということですね。

 ->(灯油: Int, レギュラー: Int, ハイオク: Int) 

それで、受け取る側は次のようにタプルで受け取ればいい。

func ガソリンスタンドの価格表() ->(灯油: Int, レギュラー: Int, ハイオク: Int) {
  return (114, 152, 168)
}

let (灯油, レギュラー, ハイオク) = ガソリンスタンドの価格表()  ## ★★ここ★★ letは定数の定義

println("本日の価格(税込) -- 灯油:\(灯油)円 レギュラー:\(レギュラー)円  ハイオク:\(ハイオク)円");

実行結果はこちら。

% swift -i example-01-func-multi-value1.swift ## ← -iでファイルを指定できる
本日の価格(税込) -- 灯油:114円 レギュラー:152円  ハイオク:168円

% swift  example-01-func-multi-value1.swift ## ←オプションを指定しないと実行ファイルを作る

% ./example-01-func-multi-value1   ## これで実行できちゃう
本日の価格(税込) -- 灯油:114円 レギュラー:152円  ハイオク:168円
  • let —— 定数の定義
  • println —— 1行出力。「\(<変数>)」で変数の値を入れられる。ライブラリとかインクルードしなくても使える。

なお、タプルをひとつの変数に代入することもできるようです。最後に、全部まとめてソースを書いておきましょう。

/* ファイル名: example-01-func-multi-value1.swfit */

// 関数の定義
func ガソリンスタンドの価格表() ->(灯油: Int, レギュラー: Int, ハイオク: Int) {
  return (114, 152, 168)
}

let (灯油, レギュラー, ハイオク) = ガソリンスタンドの価格表() // タプルで受け取る
println("本日の価格(税込) -- 灯油:\(灯油)円 レギュラー:\(レギュラー)円  ハイオク:\(ハイオク)円");

let 価格表 = ガソリンスタンドの価格表() // こうすることもできる
println("本日の価格(税込) -- 灯油:\(価格表.灯油)円 レギュラー:\(価格表.レギュラー)円  ハイオク:\(価格表.ハイオク)円");

2013-06-12

アップルの役員は自社製品をまともに使っているんだろうか?

OS X 10.9とiOS 7が発表された。

OS Xにネコ科の名前が付かなかった。これは困った。『カンフーマック』の表紙はネコなのに……。せっかく先を読んで10.9の対応予想も付けたのに……。

しかし、カリフォルニアの地名を付けるとは、ずいぶん矮小な印象なのですが...(「矮小な印象」はチョット気になる表現ですが、まあママにしときます)。「税金収めろ」という米国民の声に応えて、「我々は愛国心をもった企業人です」というフリをしなければならなかったのでしょうね。

アップルの役員は自社製品をまともに使っているんだろうか? 「マップ」があの状態でリリースされたのを見れば、誰もまともには使っていないのは明らかか。

う〜ん、イヤな予感がする。Linuxをもう少し使ってみようかな...

最近のOSは一体どうなっているんだ?

しかし、Windows 8といい、今回のiOS 7といい、「変えすぎ」でしょ。 上層部の人間は自分でマニュアル読まなくても使えるの?

無理でしょう。コンピュータ業界に30年以上滞在している私が、Windows 8の基本的な操作を「発見」するのに四苦八苦してるのだから、普通の叔父さん叔母さんお姉さんお兄ちゃんが、わかるわけがない。

ここんところのメジャーなOSの新版は何考えてるんだかわからない。(OSが自分で考えるわけでは、もちろんないのだけれど……)

2012-09-30

iPhone 5は安っぽい?

まあ、仕事にも関係するので、予約開始の翌日に予約してiPhone 5を買いました。とくに田舎で使えないことの多いのに耐えられずキャリアも変えました。auショップで見た第一印象は悪くなかったのですが、ちょっと「安っぽくない?」というのが今の印象です。

今まで使っていたiPhone 4と比べてみると(iPhone 4Sはカミさんが使ってます)、確かに軽いし画面も広くなっているんですが、どうもチープな印象を受けてしかたがありません。プラスチックみたいな質感がどうもなじめません。

安っぽい印象に拍車をかけているのが話題の「マップ」。三鷹中央病院が、検索しても出てこないんですけど〜。

あともうひとつめちゃめちゃイヤなのが、(iPhone 5だけじゃなくて、iOS 6になったらですが)「連絡先」の選択がタップだけでできなくなってしまったこと。拙訳書『インタフェースデザインの心理学』にもあったけれど、タップ(クリック)のほうがはるかに楽なのです。今は文字を入力して人を絞り込まないとならない。おまけに英語に比べて日本語では仮名漢字変換という余計な負荷がかかります。

ああ〜、ジョブズが生きていてもこんなことしたんかな〜。と思ってしまいません? 少なくとも「マップ」をあの状態でリリースできるというのは、心臓に長くて太くて剛い毛が生えてないと無理でしょう。ジョブズはもっと繊細だと思うのです。


ちなみに、「連絡先」ではローマ字を入力しても検索してくれます。mus と打てば私(武舎)の家族や親戚が一斉にリストされます。でもこれに気がつかない人、結構いそうですが。iOS 6で最初に使ったとき「親戚」グループに書いておいた姪の新姓が思い出せなくて困ったのですが、名前(ファーストネーム)を入力したら表示されました。余計な手間をかけさせおって!

ところで、思いもかけない人の名前がリストされて一瞬驚くことありません? あまり好きなインタフェースじゃないな〜。

「今のほうが好き」という人も特に西洋語圏ではいるのかもしれませんが、前の方法でもできるようにしておいて欲しいものです。

ついでにもうひとつ同じような例をご紹介。Assistive Touch([設定]→[一般]→[アクセシビリティ]→[AssistiveTouch])をよく使っているのですが、「画面をロック」の位置がiOS 5と6で変わってしまって困っています。私の使っている初代iPadではiOS 6は動かないのです。iPhone 4とiPhone 5はiOS 6なので、無意識でタッチすることができなくて、いつも画面をしっかり見なければならなりません。勘弁してくれ〜〜〜。

2011-06-04

『iPhoneアプリ設計の極意』まもなく発売

まもなく『iPhoneアプリ設計の極意――思わずタップしたくなるアプリのデザイン』が発売されます。

「この本は面白い!」と、言いましても、基本的には面白いとか、役に立つとか思う本だけをを訳させていただくことにしているのですが、「この本はとくに面白かった」のです。

皆さんが、面白いと思われるかはこちらをクリックしてサポートページを開いてサンプルをご覧になってご判断ください。7章全体をご覧いただけます。

じつはこの7章、私が一番気に入っている章なのです。面白いし、開発者でなくても全部理解できると思うし、なにより登場するアイコンがとてもきれいなのです。

「こんなアイコンをもつ自作のアプリを並べたいなあ」と思ったのでした。

ところで、Mac用のアプリを売っているApp Storeには、最近DictJugglerという私の会社のアプリが並びました。Kさんがデザインしてくれたアイコンはけっこう美しいと思いますよ。よろしかったら、ご覧あれ。→ ここをクリックするとApp Storeのページが開きます