iOS 6になってから「使えない」と非難囂々(ごうごう)のiPhoneの「マップ」ですが、1週間ぶりぐらいに使ってみたら、前には検索できなかった場所が、きちんと表示できるようになっていました。
こんなに簡単に直るのならば、なぜもっとまともにしてからリリースしなかったのでしょうか? それとも、誰かに検索された場所だけ慌ててデータを修正しているんだったりして...。もしそうなら、「せっせと自分が行きそうな所、検索しておいたほうがいいな」(さすがにこれはありえないですかね〜)。
プログラミングと翻訳の世界を行き来しながら、日々辞書で遊ぶ男の日記
Diary of a programmer/translator who juggles dictionaries every day
iOS 6になってから「使えない」と非難囂々(ごうごう)のiPhoneの「マップ」ですが、1週間ぶりぐらいに使ってみたら、前には検索できなかった場所が、きちんと表示できるようになっていました。
こんなに簡単に直るのならば、なぜもっとまともにしてからリリースしなかったのでしょうか? それとも、誰かに検索された場所だけ慌ててデータを修正しているんだったりして...。もしそうなら、「せっせと自分が行きそうな所、検索しておいたほうがいいな」(さすがにこれはありえないですかね〜)。
初めての方は#001をお読みください。
ホームボタンを2回連続して押すと、「動作中アプリの一覧」(アップルの用語では「マルチタスクバー」)が表示されます(今気がついたのですが、ホームボタンは「タップ」はしないですね。物理的に押さないといけないので。アップルのドキュメントを見たら「クリック」となってましたが、少なくとも日本語では「クリック」ではないような気が。当面「押す」とか「プッシュ」とか書くことにします。2回連続で押すのは「ダブルプッシュ」です。ちょっと変かな〜)。
Aというアプリを使っているときにホームボタンをダブルプッシュすると、これまでにアイコンをタップして動かしたアプリが最下列に並びます(ただし、アプリAのアイコンは並びません)。ホーム画面が表示されているときなら全アプリのアイコンが並びます。「全アプリ」とはいっても1画面には4個(iPadなら6個か7個)しか並びませんから、それ以上ある場合は右から左方向に指をフリックして(表面をなぞるようにずらして)画面を切り替えることになります。
この「動作中アプリの一覧」を開くには、ホームボタンのダブルプッシュ以外にも方法があります。いずれも条件がありますが……。
「動作中アプリの一覧」は、次の3つの目的に使えます。
それぞれの機能について詳しく見ていきましょう。
一番簡単なのはアプリの切り替えです。前に使ったアプリならば、最下列のどこかにアイコンがあるはずなので、それをタップすることで使うことができます(もちろん「終了」してなければですが)。
たとえば、ホーム画面(1画面目)にあるカメラアプリで写真を撮ったところで、Amazonでの買い物を思い出したので、左方向に3度フリップして、4画面目にあるAmazonアプリをタップして起動しました。買い物が終わったので、またカメラアプリに戻ろうと思ったら、ホームをダブルタップしてアプリ一覧から[カメラ]をタップすればよいわけです。
もちろん、4画面目から3度右方向にフリップしてまたカメラアプリをタップしてもよいのですが、アプリ一覧画面を使ったほうが簡単でしょう。 アプリ一覧だと、起動しているアプリだけしか表示されないので選択肢が限られます。たまにしか使わないアプリだと、どの画面にあったかも定かではなくなりますしね。
実は、iPad限定のワザですが、アプリ切り替えにはとても簡単な方法があります。任意のアプリの画面で4本(以上の)指で左あるいは右方向にフリックすればよいのです。パッ、パッ、パッと画面が切り替わって心地よいですよ。お試しあれ。
4本指のフリップではホーム画面には戻れませんが、5本の指を使うとホーム画面に簡単に戻ることができます。5本の指をジャンケンの「パー」の状態にしておいてから、「グー」の状態に(内側に閉じるように)スワイプすればよいのです。ア〜ラ不思議。アプリの画面が真ん中に縮んで吸い込まれてしまいました。代わりに登場するのがホーム画面というわけです(ちなみに、ゆ〜っくり内側に閉じると、ス ロ ー モ ー ショ ンになります)。
なお、アプリアイコンが表示されている時は4本指でフリップしても、別のアプリ一覧画面に移動するだけですね。
この「動作中アプリの一覧」の2つ目の機能はアプリの終了です。どれでもいいので、アプリ一覧のアイコンをひとつ「長押し」します。するとアイコンがブルブル震えはじめて、アイコンの向かって左肩にマイナス(-)のマークが現れます。このマイナスをタップするとそのアプリを「終了」させることができます。
iOS 7では、少し操作が変わって、アプリのウィンドウを上方向にフリップすることでアプリを終了するように変わりました。iOS 6までだと上の方法では今使っていたアプリのアイコンは表示されないので、終了できないのですが、iOS 7だと使用していたアプリのウィンドウをフリップすれば終了できるので、iOS 7のほうが便利です。
ただ、この操作も一般の人がすぐに気がつく操作ではないかもしれませんね。
この機能は、一般の方々(プログラマーでもデジモノオタクでもないない方々)にはちょっと意味がわかりにくいかと思うのですが、けっこう重要です。その理由を説明いたしましょう(余談になりますが、このあたりについてはAndroid携帯のほうがちょっとスマートかなと思います。一般人がアプリの終了をする必要がない仕組みになっているのです)。
アプリを終了させると何がよいかというと、そのアプリが使っていたメモリやディスクなどがいらなくなります(こういったものを「リソース(resourse)」と呼ぶことがあります。resourseは日本語にすると「資源」という意味ですが、石油とか天然ガスとは違って、日本語では「資源」という感じとはちょっと違うので、「リソース」とそのままカタカナ英語で呼ばれます)。アプリAを終了することで、アプリAが占有していたリソースをほかのアプリが利用できるようになるわけです。
たくさんアプリを動かしているとiPhoneに用意されているリソースが足りなくなってしまって、悪くするとiPhoneが動かなくなってしまったり(「フリーズ」)、ネット接続が遅くなったりといったことが起こります。
「アプリ起動するとすぐ死んじゃう」とか「どうもiPhoneの調子が変だ」と感じたときは、「起動中アプリの一覧」を表示して、当面使う予定のないアプリを終了してみると直る場合があります。
それでも調子が悪い場合はiPhoneを再起動したり、当座不要なアプリやミュージックなどを削除して、ディスクの空き容量を増やしたりしてみるのがよいでしょう(詳しくは#0??(未作成)を参照してください)。
「動作中アプリの一覧」の3つ目の機能はミュージックなどの「コントローラ」の表示です。
ホームボタンをダブルプッシュして、今動いているアプリ一覧の画面で右方向にフリックする(画面左から右に指をずらす)と、[ミュージック]のコントローラと画面ロック(のオンオフ)ボタンが表示されます。iPadだとこのサブウィンドウで、ボリュームや明るさの調節もできます。iPhoneの場合は画面サイズが小さいので、もう一度右方向にフリックして、さらに左の画面を表示することで、ボリュームの調節ができます。
「動作中アプリの一覧」の活用は、iPhoneを素早く、そして安心して利用するために欠かせません。
iPhoneで何か操作をするたびにホームボタン(画面下部にある□の書かれたボタン)を押すことになります。このホームボタン、液晶画面上に表示されるボタンがどれも「仮想的な」ものであるのに対して、物理的に沈み込む構造になっています。ということは、何度も何度も押しているうちに壊れてしまう可能性があります。
もちろん仮想的なボタンを表示している液晶画面もいつかは壊れるわけですが、耐久性はだいぶ違うでしょう。現に私が寝床で(iPod的に)愛用していたiPhone 3GSのホームボタンは最近効きが悪くなってしまって、ボタンを押してもなかなかホーム画面に戻らなくなってしまいました。
この事態を避けるために役に立つのがAssistiveTouch(アシスティブタッチ、補助タッチ)です。
これで画面に(変な)白い○が表示されるようになったはずです。これをクリックすると[デバイス][よくある項目][ホーム]などのボタンが表示されます。この[ホーム]をタップすればホーム画面に戻れるというわけです。
ちなみに、[ホーム]をダブルタップ(2回連続して押す)すれば、現在動いているアプリの一覧が画面下に表示されて、別のアプリに切り替えたりアプリを終了したりもできます(これについて詳しくは#003を参照してください)。
この機能、メインの目的は手などに障がいのある人のサポートだと思いますが、ハード的なボタンを酷使することによる故障も防いでくれます。
ちなみにちなみに[ホーム]のボタンと同じ画面に表示される[デバイス]のボタンを押すと、[音量を上げる]あるいは[音量を下げる]こともできます。また、[画面をロック]もできるので、右上のスリープボタン(と言うのでしょうか)を押すことも回避できます。
ちなみにちなみにちなみに、この[画面をロック]を長押ししていると、[電源オフ]が最上部に表示されて、iPhoneの電源を切ることもできます。
なお、この白い○は好きな場所に動かすことができるのはもちろん、画面が変わって押されそうなボタンを覆ってしまうような場合は自分でよけてくれることもあります(変なところに移動しちゃう場合もありますが)。
AssistiveTouchの操作に慣れてしまうと、iPhoneに付いている物理的なボタン(実際にへっこむボタン)の操作の9割以上を回避できます。故障を未然に防いでくれるので、お財布にもやさしい方法と言えそうです。
今のところ、画面スリープ状態のiPhoneを「起こす」ためには、ホームボタンか、右上のスリープボタンを押さないとなりません。これも、AssistiveTouchで代用できる方法は、ないでしょうね〜?
この項を、読み直してて思いつきました。AssistiveTouchではないですが、ボタンを押さなくても「起こす」方法がいくつかあります。まず、ほかの人に電話をかけてもらうか、メッセージを送ってもらえば大丈夫ですね。毎回毎回かけてもらうわけにはいかないでしょうが。おお、そうだ。もう一台携帯を持っていて、自分でメールすればいい。あるいはテザリングしたマックからiPhone宛にメールしても大丈夫(だんだん、わけのわからない世界になってきましたが、本当にホームボタンやスリープボタンが効かなくなったときには有効かも)。[通知]→[メール]で[ロック中の画面に表示]を[オン]にしておかないといけませんが。
まだ、方法がありました。コンセントやUSBにつないで充電を開始したり、充電を停止したりしても画面表示がオンになります。
設定を元に戻すには、[設定]→[一般]→[AssistiveTouch]とタップして、AssitiveTouchをオフにします。これで画面上にあった白い○が消えて元どおり。
iPadでもこのワザは使えます。
iOS 10からだと思いますが、Assistive Touchに表示する項目を選べるようになりました。これまた便利!
[画面をロック]を選んでおくと超便利で、今まで最低2度タップしなければ行けなかったのが、一度のタップで済むようになります。 長押しすると電源を切ることもできます。
[マルチタスク]を選んでおけば、ダブルタップしなくてもアプリの切り替えや削除ができます。
iOS 7(以上)をお使いの方は#015 Assistive Touchのオン・オフ切り替えもご覧ください。
まもなく拙訳書『カンフーマック』が発売されます(この本の原題はMac Kung Fu)。
マニアックな著者キア・トーマス氏の世界にどっぷりと浸かっているうちに、氏の性格が私にも伝染してしまったらしく、MacやiPhone、iPadを使うときに、色々と細かいところをいじりたくなってしまいました。
そういう目で見てみると、結構色々なワザが見つかります。見つかってしまうと、書きたくなってしまいます(これもキア・トーマス氏から伝染したのかもしれません)。
そこで、『カンフーマック』に対抗して「iPhoneカンフー」と題して、いくつかiPhone、iPad、iPod touchに関するワザをお届けすることにしました。いくつまで続くか定かではありませんが、#100を超えたら出版してもらうようお願いしましょうかね(^_^)。
記念すべき#001は「ウザイStoreボタンの回避」です。本になるんだとすると「ウザイ」は避けたいところですが(私の品位が疑われる?)ブログならば、まあいいでしょう。
私の場合、iPhoneやiPadから楽曲や書籍などを購入することはまずありません。アプリは時々買ったことがありますが、ほかのものは一度もないのではないかと思います。購入するときはマックのiTunes(アイチューンズ)を使います。
ところが「ミュージック」やiBooks(アイブックス)といったアプリでは、[Store]といったボタンが画面左上などにいつも表示されていて、ちょっとした拍子にこれを押してしまうことがあります。一番多いのは、音楽を流していて、気分を変えて別のプレイリストを選びたくなったときです。今流れている曲の画面から、左上の[⇦]ボタンをタップして、さらに[アーティスト]→[プレイリスト]といったように上に戻るとき、惰性でもう一段上がろうと、[Store]を押してしまうことが時々あります。
「しまった」と思ったときはもう遅く、iTunesアプリがゆっくりと時間をかけて起動され、見たくもない「おすすめ」画面が表示されるのを待ち、イライラしながらホームボタンを2度押して「ミュージック」アプリに戻らなければなりません。
先日これを回避する簡単な方法を見つけました。それには、「設定」アプリで[一般]をタップすると表示される「機能制限」を利用します。機能制限の項目に、[iTunes]があるので、これをオフにしておけば、「ミュージック」などでは機能制限に引っかかって起動しなくなるというわけです。これで「惰性タップ」で余計な時間をとられることがなくなります。
具体的な方法を書いておきましょう。
これでミュージックに戻ると、[Store]のボタンは画面から消えてしまっているか、あるいは押しても反応しないようになっているはずです(iOS 6ではボタンそのものが消えるようになりました)。
元の設定に戻すには[設定]→[一般]→[機能制限]ととタップしてパスコードを入力、[機能制限を解除]をタップして再度パスコードを入力します。一部の機能制限だけを解除したい場合は、解除したいものだけを[オン]にすればよいでしょう。たとえば、[iTunes]の右の[オフ]の部分をタップして[オン]を表示すればiTunesでの購入ができるようになります。
このワザはiPadでも使えます。ただ、[Store]などのボタンの表示場所はiPhoneとは異なる場合があります。
まあ、仕事にも関係するので、予約開始の翌日に予約してiPhone 5を買いました。とくに田舎で使えないことの多いのに耐えられずキャリアも変えました。auショップで見た第一印象は悪くなかったのですが、ちょっと「安っぽくない?」というのが今の印象です。
今まで使っていたiPhone 4と比べてみると(iPhone 4Sはカミさんが使ってます)、確かに軽いし画面も広くなっているんですが、どうもチープな印象を受けてしかたがありません。プラスチックみたいな質感がどうもなじめません。
安っぽい印象に拍車をかけているのが話題の「マップ」。三鷹中央病院が、検索しても出てこないんですけど〜。
あともうひとつめちゃめちゃイヤなのが、(iPhone 5だけじゃなくて、iOS 6になったらですが)「連絡先」の選択がタップだけでできなくなってしまったこと。拙訳書『インタフェースデザインの心理学』にもあったけれど、タップ(クリック)のほうがはるかに楽なのです。今は文字を入力して人を絞り込まないとならない。おまけに英語に比べて日本語では仮名漢字変換という余計な負荷がかかります。
ああ〜、ジョブズが生きていてもこんなことしたんかな〜。と思ってしまいません? 少なくとも「マップ」をあの状態でリリースできるというのは、心臓に長くて太くて剛い毛が生えてないと無理でしょう。ジョブズはもっと繊細だと思うのです。
ちなみに、「連絡先」ではローマ字を入力しても検索してくれます。mus と打てば私(武舎)の家族や親戚が一斉にリストされます。でもこれに気がつかない人、結構いそうですが。iOS 6で最初に使ったとき「親戚」グループに書いておいた姪の新姓が思い出せなくて困ったのですが、名前(ファーストネーム)を入力したら表示されました。余計な手間をかけさせおって!
ところで、思いもかけない人の名前がリストされて一瞬驚くことありません? あまり好きなインタフェースじゃないな〜。
「今のほうが好き」という人も特に西洋語圏ではいるのかもしれませんが、前の方法でもできるようにしておいて欲しいものです。
ついでにもうひとつ同じような例をご紹介。Assistive Touch([設定]→[一般]→[アクセシビリティ]→[AssistiveTouch])をよく使っているのですが、「画面をロック」の位置がiOS 5と6で変わってしまって困っています。私の使っている初代iPadではiOS 6は動かないのです。iPhone 4とiPhone 5はiOS 6なので、無意識でタッチすることができなくて、いつも画面をしっかり見なければならなりません。勘弁してくれ〜〜〜。
なぜ私が翻訳者になったのか、今ははっきりわかっています。そうじゃないと、私が本を読まないから、ですね(笑)。既に五〇冊くらいの本を訳していますが、全部スピリチュアリティに関する本なので、最低五〇冊を読んで勉強したことになります。
── キャロル・アドリエンヌ+山川亜希子著『あなたがうまれてきた理由 そして、これからの運命』 より(p. 54)
妙に共感を覚えた一節でした。