夜、家に帰ってきたら机の上に、懐かしいパッケージ。昔よく翻訳書を出していた、ピアソンエデュケーションから本が送られてきていました。
『Unix入門(上)』が増刷されて、送られてきたのでした。この本、出版は1998年なのですが、とうとう10刷目。販売部数でいくと『Java言語入門』が私の著訳書の中では一番ですが、『Unix入門』は売れている期間ではダントツの第1位です。
残念ながら、共訳(印税折半)である上に、増刷部数がチョビチョビなので、たいした収入にはなりません。そうはいっても、何もしなくてもただお金が入ってくるわけでうれしくないわけがありません。
こういう本が何十冊かあると、出版翻訳者の誰もがあこがれる「夢の印税生活」ができるのでしょうけど、コンピュータ関連書は旬が短いので、なかなかそうはいきません。
しかし、Unix系OSの寿命は長いですね。かれこれ30年を超えてもまだ勢いが衰えません。素晴らしい先見の明です。C言語も同じ組織から生み出されていることを考えると、「たいしたもんだ」と感心するしかありません。
『Unix再入門』か『C言語入門』でも書いて、「夢の印税生活」実現の第1歩にしようかな、などと思ってしまいます。
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