2009-05-16

Apple応援団 その2 — メモリ問題の後日談

一昨日のアップルストアからメモリを買おうとして間違えた問題の後日談。

その日夜も更けてきた頃、またまた思い出して頭に来て、再度メールを出しました。「納得ができません。私の言い分はブログに書きました。返金してください」

翌日の夕方(つまり昨日)、責任者を名乗る方から電話が来ました。結論を先に書くと、返品と同時に再注文した、私のMac用のメモリを手数料分値引きしてくれることになりました。このため、私は最初から正しい注文をしたのと同じ金額だけを支払えばよくなりました。

私としては余計な時間を使い気分を害したわけですが、まあ、私にもミスはあったわけで、金銭的な損害がないならばそれで結構というわけです。最初から、そういってくだされば話は早かったのですがね。

この議論をしている間に、USのサイトも見てみたのですが、まったく同じフローになっていました。USの人々も悪い構成だとは思っていないようです。

もう一度、アップルストアのメモリ購入関連ページに関して私が問題と思う点をあげておきます。

  • メモリを購入しようとして「メモリ」の項目を選択すると、「現行製品」と「過去の製品」に分類されて、デスクトップやノート、Xserveまでもが表示されるが、メモリを買おうとする人にとって、自分の機種が「現行」であるか「過去」であるかは、まったく重要な問題ではない。むしろ、自分の機種が「現行」であるかどうかを知っている人など、我々のようなオタクぐらいのものである。このような分類は売る側の視点に基づくものであって、買う側の視点に基づくものではないと思われる(もっとも、メモリなんて買うのはオタクがほとんどだということはあるかもしれない)。私は、まさか「現行機種」と「過去の機種」で選択肢が分かれているなどとは思いもよらず、たんに15インチMacBook Proを捜しにいって、それが見つかったのでクリックしてしまったのです。「認識の多くは予測に基づいており、予測はコン テキストと過去の経験に基づいているため、リアルタイムの入力は二次的な地位を占めることになり ます。」(アンディ・ハント著 武舎広幸訳『リファクタリング・ウェットウェア』より)
  • 最終的に「購入する」のボタンを押す段階で表示される情報に、自分が購入するものが正しいものであるかどうかの判断材料は、購入者が理解できる形式ですべて明確に記載されていなければならない。そうでなければ、安心して買い物ができない。一度ミスをして、別のパスに入り込んだら何を買わされるかわからないのでは、たまらない。

2009-05-14

Apple応援団 その1 — メモリを間違えて注文した

かれこれ20年以上Macを使っています。MacやAppleに関するノンフィクションも2冊翻訳しました。iPhoneも買いました。Macintoshが好きです。

しかし、Appleという会社にはどうにも好きになれないところがあります。 今日も頭に来ました。

PowerBook Pro用のメモリを注文しました。ヨドバシカメラで買った4Gバイトのメモリを入れたら、バッテリが10分も持たなくなってしまったのです(ありえね〜)。

純正なら大丈夫だろうと思ってアップルストアで注文しました。下のような最終画面が表示されました(クリックするとおおきくなります)。

MacBook Proの15インチで2.4GHz。大丈夫です。私の使っているMacです。メモリの機番なんてわかりませんから、インチとGHzを頼りにするしかありません。

もう一度確認しました。大丈夫だ。俺の使っているMacと同じプロセッサ速度だ。15インチだし。

しかし送られてきたメモリを差そうとしたら差さりません。なんと、注文途中で、「 現行製品」と「過去の製品」と分かれていて、私はそんな表示は読み飛ばしてしまってMacBook Proを頼りに、「現行製品」の方のMacBookを選択していたのでした。使っているのは「過去の製品」であるにもかかわらず……。

それで、正しく選んだ場合の最終確認画面は次のとおりです(クリックすると大きくなります)。

MacBook Pro15インチ 2.4GHzであります。 しかし、表示されているMacBook Proのモニタの枠が違います。だれがこんなものに気が付くんじゃ!

文句を言ったら返品になりましたが、10%の手数料を取られました。再度、メールを書いて、上の理由を書いて「そちらにも非がある」と書いたら、電話がかかってきて、2000円のアップルストアで使えるクーポンをくれるとおっしゃいました。「今、送料に600円払ったんで、足りないんですけど」「それでは2500円にいたします」「え、100円足りませんけど」「端数はご勘弁ください」ということになりました。有効期限は9月だそうです。送料+手数料で2600円なので、100円足りません。それに、2500円で買えるものなんてあるんでしょうか。

裁判をしたら私は勝てるでしょうか? 100円取り戻したい。いや2600円を取り戻したい。

それよりもこの気分が収まりません。えらい、仕事にマイナス。

ああ、こんな駄文を書いていると、また編集者の人からチェックが入りそう...。仕事、仕事。 でも、どうにも気分が収まらない。

2009-05-01

ひらはらあやかる

昨日、平原綾香が朝のテレビに出ていた。神曲、じゃなくて新曲が出るらしいのだが、そこで紹介されていたのがうがいの仕方。時節柄、タイムリーな話だが大変おもしろかった(あとで読んだ方のために書いておくと、現在ブタインフルエンザ騒ぎの真っ最中)。

森山良子(お若い方のために書いておくと、森山直太朗のお母さん)に教わったのだそうだが、普通うがいというと上を向いてするのだけれど、前を向いたまま、喉の奥の方を広げるような感じで、「おも〜い」うがいをするのだそうだ。

平原が、テレビ局だかどこかの洗面所かどこかで普通のうがいをしていたところに、森山良子がやってきて、「あなた、甘いわよ」と、指南されたのだそうだ。

さっそく試してみると、これが結構効きそうな雰囲気。さっそく真似をすることにしよう。

さて、なぜ今日のタイトルが「平原綾香のうがい」とかではなく、「ひらはらあやかる」となっているのでしょうか? 武舎語(我が家で使われている語彙)では、「ひらはらあやかる」というのが動詞になっているのだ。

今まで、「ひらはらあやかる」の意味は、「よく噛んで食べる」という意味だった。というのは、平原綾香がラジオ番組で「食べ物を300回噛んでから飲み込むようにすると太らないと聞いて実践している」と言っていたのだ。まあ、本当に300回も噛んでいるのかは知らないけれど、よく噛むのは悪いことではないので、「ひらはらあやからねば」などと、自戒したりしていた。息子にも、同じように注意したりして。

で、今回のうがいの件で、この動詞に別の意味が加わったというわけ。


ひらはらあやかる
【動詞】 1. 平原綾香にあやかって何かをすること。 2. よくかむこと。とくに300回以上噛んでから飲み込むこと。 3. 前を向いたまま、喉の奥を広げるように、地響きのような深いうがいをすること

武舎広幸の大予想(2)

話は変わるのだけれど、平原綾香と森山直太朗はとても雰囲気が合っていると思うのだけれど。結婚したりしないのだろうか? 少し前に、平原のラジオ番組に直太朗が出ていて、その時の雰囲気がとてもよかった。ちょっと似すぎていて、夫婦になると面白みにかけちゃうかな〜。(オヤジ、うるせーぞ。余計なお世話だ!)

2009-04-28

『リファクタリング・ウェットウェア』発売

リファクタリング・ウェットウェア — 達人プログラマーの思考法と学習法』発売です。お待たせしました(誰も待っていなかった?)。『ハイパフォーマンスWebサイト』以来約1年ぶり。何冊か翻訳の候補はあったのですが、みんなお蔵入り(まあ、ほかの仕事が忙しかったせいもあるのですが...)。1年間も出なかったのは久しぶり。

この本はアヤシイ本です。私は怪しいことが大好きなので、最初からこの本は気に入りました。ですから、アヤシイことがあまり好きでない方は、あまりお読みになりたくないかもしれないと想像します。

著者のアンディ・ハントさんは「達人プログラマー」として有名な方なのですが、にもかかわらず、この本にはプログラマーが読んでも直接役には立つことは何も書いてありません。なんと言っても、コード(プログラム)が1行もないのですから。

ですから、現状のまま開発を続けたい、プログラマーの方は読んでも意味がありません。

しかし、「もっとよいプログラマーになろう」「達人プログラマーを目指そう」と思われる方は是非お読みください。その理由は本をお読みいただけば、おわかりいただけるかもしれませんが(おわかりいただけないかもしれませんが)、オイオイここでも書いていこうと思います(次の本の翻訳に苦戦していまして、なかなか、まとめて時間が取れません……)。

この本、開発者および開発関係者の方だけでなく、もう少し広い範囲の方にお読みいただけたらと思って訳しました。世の中が今、大きく変わっています。そして、私にはよい方向に変わっているように思えるのです。アジャイルなる開発が広まりつつあるのも「正しい」動きだと思います。オバマさんが大統領になったのもこの流れに乗っています。大不況もしばらくは大変かもしれませんが、我々人類に自分たちを見直すチャンスを与えてくれたようにも思えるのです。

そんな時代を生き抜くのにとても参考になる本だと思うのです。

ちょっとアヤシイ本なので、まずはちょっとアヤシイ紹介を書いてみました(^_^) 次回は具体的な話を書きたいと思います。

2009-04-22

DictJuggler バージョンアップ

Mac OS X用の辞書・検索ソフトDictJuggler のバージョン1.24を公開しました。

Intel MacのOS X 10.5(Leopard)で、ウィンドウを閉じるとクラッシュしたりといった問題が発生するようになってしまったため、原因を追及して解決したバージョンを公開しました。回避法があったのでしばらく対策を講じなかったのですが(ユーザーの皆様、すみません)、iPhoneの開発環境を触ることになったので、この機会にコードを見て、修正することができました。

よろしかったらご検討ください。私はこれのない翻訳作業はもはや考えられません。翻訳者にとってはこたえられないツールだと自負しております。一番の問題は、Macを使っている翻訳者の数が限られることなのですが……。

2009-04-02

かすんでしまった高校野球

今日は選抜高校野球の決勝だそうです。中学時代、野球部に入っていた私はそこそこの興味は持っているのですが、最近はほとんど高校野球を見なくなりました(ちなみに、もう一度生まれ変わることができるならば、野球選手を目指してみたいなあとも思っています。なぜかというと、その後の人生で出会ったスポーツ選手を見る限り、当時の私は悪くない技術と反射神経を持っていたようなので、もうちょっと野球をまともにやってみればよかったかなと、ちょっと後悔しているのであります)。

さて、高校野球に話を戻しましょう。直前にWBCがあって、高校野球に注目しろというのは無理な話です。土台、何でたかが高校生の野球大会を、1回戦からすべてテレビ中継をする必要があるのか。せいぜい、決勝戦を教育テレビで中継すれば十分でしょう。まあ、高校サッカーも高校バレーも全部中継するから、テレビ中継をするのはかまわないかなという気がしなくもないですが、あの盛り上がりは異常でしょう。

話変わって、息子がよく見る「ヘキサゴン」という番組で、野球大会をやっておりました。松坂とバッテリーを組んでいた某タレントなど、野球をしたことのある人は何人かおりますが、ド素人もたくさんいまして、まあ、そこらの河原でやっているようなレベルの試合でありました。

しかし、これが結構おもしろい。「おお、こいつは案外うまいジャン」とか「あのプレーで、元プロ野球選手とは、やっぱり俺もプロ野球を目指すべきだったか」などと息子と言い合いながら、見るのが結構楽しい。仕事があったので、10分ほどで切り上げましたが、暇だったら(という状況はあと何年かはありそうにはありませんが)ずっと見てしまったかもしれません。

なぜ、おもしろいのか。素人の野球でも、おもしろい。意外なプレーがあるのがおもしろい。予測が付かないのがおもしろい。

結局、人間は物語が好きなのでありましょうか。なぜ、小説を読むのか。なぜ、芸能人の不倫や結婚が話題になるのか。結局、人間は物語が好きなのでありましょう。

猿とかゴリラとかが、物語を語るとは思えないけれど、クジラなら歌を歌うそうだし、物語を語り合っていたりして。「あそこにおる人間という動物はな、ワシらと同じように歌も歌うし、物語も語るんじゃよ。どうも、動物を殺しすぎるのがあいつらのよくないところでな。そうは言っても、ワシらも小魚やらプランクトンやらを毎日毎日ワンサカ殺して生きとるから、ヒトのことは言えんかのう。オッ、ホッ、ホッ、ホッ」