息子のために買ったiMacの一部をバックアップ用に利用させてもらおうと思って、パーティションを切った。
Fusion DriveのiMacだったのが運の尽き。
「ディスクユーティリティ」がいつまでたっても終わらない(なにをやったか厳密には覚えていないのだが、なにか変なことをやってしまったらしい)。
しかたがないので、強制終了した。たしかに「ディスクが壊れる可能性があります」みたいなメッセージが出たような気もする。って、いつまでたっても終わらないんだから、どうしようもないでしょ?
再起動したら、パーティションが分かれてはいた。ようには見えた。1TB弱と2TB強。でも、2つ目のパーティションは使えない。というかよく見たら空き領域になっていた。
この空き領域に新しくパーティションを作ればいいと思ったのだが、そうは行かなかった。何度やってもパーティションができない。Appleのサポートに電話して、再起動後のインストールをしてみたが、これでも事態は変わらない。
なんとかなったみたい
ネットで色々調べてみたところでは、diskutil(unixのコマンド)を使えばなんとかなるのかな。でも敷居が高いなあ、マニュアル読む時間やコマンド間違えた時の危険性を考えると。
もうちょっと調べてみると、どうもBootCamp絡みで同じような目に遇っている人が多いらしい。
そこで、「Boot Camp アシスタント」を使ってみたら。なんと、3TBで1パーティション構成の復活に成功。
復活の手順
できたことはできたのですが、ちょっとハードルが高いかもしれない。Windows 8のインストール用USBが手元にあってそれを使った。これがないと厳しかもしれない(し、何とかなるかもしれない)。
-
他のシステムから起動
-
10.8のディスクにある「BootCampアシスタント」を起動(バージョン5.0.3)
-
指示に従って、USBメモリからWindows 8をインストールする(フリをする)。Windows 8入のUSBを指す。
-
インストールをするか、修復(?)をするか聞かれた画面で、「修復」のほうを選択して、マックの電源を切る
-
optionキーを押しながら起動して、他のシステムを選ぶ
-
ディスクユーティリティで「Boot Camp アシスタント」が作ったWindows用のパーティションを削除する
すると「あら不思議」。パーティションがひとつにまとまって、3 TBのディスク全体を専有しているではありませんか。
念のため再起動して確認したが、大丈夫のようだったので、再度パーティションを切った。今度は単に、半分にしただけ。無事、2つ目のパーティションができた。
今思うと、2つ目のパーティションのサイズを2TB超にしたのがいけなかったのかもしれない。2TBよりでかいWindowsパーティションは使えないとか何とか書いてあったページがいくつかあったような気がする(この情報はあまり当てにはなりませんので悪しからず)。
アップルさん、このバギーな「ディスクユーティリティ」を早く何とかしてくださいませ。
今日の教訓
新しすぎるシステム(Fusion Drive)には手を出さないほうが無難(この業界にいる者としてはちょっと消極的すぎ...)
後日談(2014年8月9日)
昨日、もう一度パーティションを切ってみたのですが、OS X 10.9.5では、ディスクユーティリティが「きちんと」対処したようで、パーティションはまっぷたつにしか切れないようになっていました。だから、上のようなことが起こって困る人はいなくなるのかな?