○○様
マーリンアームズ武舎広幸です。おはようございます。
○○さんもMan Fanでらしたんですね(^_^)
私は1986年にMac Plusに出会って以来、ずっとMacを使っています。(つきあっている期間は、ほぼカミさんと同じですね(笑))。
前は、仕事でどうしてもWindows機が必要だったのですが、最近では、Macの中でWindowsを動かせるようになったので、弊社にはWindows機は1台もなくなりました。
Jobsの他界はすでに私の心の中で「織り込み済み」だったせいか、あまり悲しくはなりませんでした。時間の問題と見られていましたから。(先日、山岡洋一さんという翻訳の先輩が60代前半で心筋梗塞で亡くなったときはあまりに突然だったので、とてもビックリしてとてもショックでした...)。
Jobsは数年前から手術を受けていたのでもう覚悟をしていたのだと思います。だから憑かれたようにすばらしい仕事ができたのかもしれないなとも思います。
1994年に『Macintosh物語』という本を訳したのですが、その作者がMacのことを「今世紀(20世紀)後半 最高の製品はこれだ!!!」と書いていました。この本の中に「アーティストは製品を出荷するのだ」(拙訳)という文が出てくるのですが、Jobsはアーティストだったのですよね、結局のところ。MacからiPhone、iPadまですばらしい芸術作品を残したのです。単なる工業製品ではなく芸術作品だから多くの人の心に残るのでしょう。だから、尾崎豊やZARDのボーカルのお葬式にたくさんの人が参列したように、アップルストアに献花する人がたくさんいるのだと思います。
(○○さんの幻想を壊すのは申し訳ないような気もしますが)先日のApple Storeの前の人だかりは、多分Jobsの遺作である iPhone 4S の予約待ちの行列に並んだ人が多かったのではないかと思います。でも、考えてみれば、iPhoneの為に並ぶのも、献花するのもあまり変わらないですよね。JobsやJobsの作った製品に魅了された人々なのですよね。
(ひとつ違いのJobsに負けないようにがんばろうっと)