オーストラリア現代文学傑作選 第4巻『闇の河』の出版記念会が代官山で開かれました。
ほぼ1年おきに開かれる出版記念会に、第1巻の訳者として武舎るみがいつもお招きいただくので、私もお供。 ここでしかお目にかからない方々に毎年会うのが懐かしくて、楽しい。
今年は、著者のケイト・グレンヴィルさんもオーストラリアからいらしてくださった。翻訳家鴻巣友季子さんとのトークセッション。 とても面白かった(特に前半)。
しかし、この集まりが開かれるようになったのは、本当に偶然の連鎖。
武舎るみが日本語を教える ↓ 同じ語学学校でオーストラリア人英語講師G氏と出会う ↓ 武舎るみが仕事として翻訳を始める ↓ G氏からデイヴィッド・マルーフの作品を紹介される ↓ 武舎るみが『異境』を特に気に入って、出版のあてもないのに訳す ↓ 現代企画室がデイヴィッド・マルーフの短編を収録した『ダイアモンド・ドック』を出版 ↓_ 武舎るみが『ダイアモンド・ドック』を近くの図書館で発見 ↓ 武舎るみが現代企画室に『異境』の原稿を持ち込む ↓ 現代企画室が「オーストラリア文学傑作選」全10冊の企画を立て、オーストラリア大使館などの支援を得て出版決定 ↓ 「オーストラリア文学傑作選」の第1巻として『異境』を出版 ↓ 以後、ほぼ年に1冊程度の割合で出版。今回の『闇の河』で4冊目
人生面白いなあ〜。
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