2008-04-12

『Unix入門(上)』増刷

夜、家に帰ってきたら机の上に、懐かしいパッケージ。昔よく翻訳書を出していた、ピアソンエデュケーションから本が送られてきていました。

Unix入門(上)』が増刷されて、送られてきたのでした。この本、出版は1998年なのですが、とうとう10刷目。販売部数でいくと『Java言語入門』が私の著訳書の中では一番ですが、『Unix入門』は売れている期間ではダントツの第1位です。

残念ながら、共訳(印税折半)である上に、増刷部数がチョビチョビなので、たいした収入にはなりません。そうはいっても、何もしなくてもただお金が入ってくるわけでうれしくないわけがありません。

こういう本が何十冊かあると、出版翻訳者の誰もがあこがれる「夢の印税生活」ができるのでしょうけど、コンピュータ関連書は旬が短いので、なかなかそうはいきません。

しかし、Unix系OSの寿命は長いですね。かれこれ30年を超えてもまだ勢いが衰えません。素晴らしい先見の明です。C言語も同じ組織から生み出されていることを考えると、「たいしたもんだ」と感心するしかありません。

『Unix再入門』か『C言語入門』でも書いて、「夢の印税生活」実現の第1歩にしようかな、などと思ってしまいます。

2008-04-08

ブロガーの影響力

まもなく『ハイパフォーマンスWebサイト』が発売されます。

少し前から予約が始まっていまして、これまでの訳書の中でも一番かもしれないほど順調な出足でした。Amazonの順位で300位台から1000位ぐらいの所をうろうろしておりました。

ところが、昨日の午後突然順位が2桁になりました。昨日の最高位は、確認したところでは43位。編集者の方と「誰かのブログででも紹介されたのでしょうか」とメールでやりとりをしていました。

今日になって、順位はさらに上がり、なんと26位にまで上り詰めました。『田中宥久子の造顔マッサージ (DVD付) 』など、よく目にするベストセラーと肩を並べております。コンピュータの専門書にしては、脅威の順位(かな?)。

あとひとつ順位があがれば、なんとAmazonのベストセラーのページの1ページ目に表示されることになります。その瞬間をRedrawを繰り返しながら、待っておりましたが、残念ながら現在の順位は36位であります。

さて、今日になって検索してみたら、引っかかって、どなたのブログが原因かが分かりました。著名なブロガーのブログに紹介されていました。噂には聞いていましたが、影響力はたいしたものであります。感謝! 感謝!

しかし、相変わらず日本人は権威に弱いのかな〜、とちょっぴり複雑な心境ではあります。皆さん、自分の意見をしっかりと持ちましょう。再び、戦争への道を歩まないように... (ちょっと、飛躍しすぎかもしれませんが、ドタキャン首相のような人物が首相にまでなってしまう現実を見ると、ちょっと心配ではあります)。

あ、でもこの本は、とても役に立つ本ですので、お買い求めいただいて損はないと思います。(^_^)

2008-04-03

「サインはVGA」がMacに対応

少し前にAppleのノートパソコンMac Book Proを買いました。それまで使っていたPower PC機PowerBookからの「乗換」です。

仕事でCPUパワーが必要になりそうだったので、デスクトップ型のMac Proも考えたのですが、あまりに巨大。ファンもうるさそうだったので、これはヤメ。

オールインワン型のiMacなら机の上に置くだけなので、よいかと思ったのですが、マルチモニタにできない。少し調べみたのですが、Windows用にはいくつかUSB経由の製品がありました。しかし、Mac用には噂はあったもののポシャったらしく、マルチモニタにできる製品は見つかりませんでした。それまで、PowerBookにモニタを繋いで2つの画面に慣れきっていたので、24インチでもやっぱり狭い。

今日メルマガを見たら、サインはVGAというおちゃらけた名前の製品がMacに対応したようです(β版ですが)。

ああ、もう少し速く対応してくれていたらうれしかったのに。それとも、ひとつ買って、トリプルモニタというのもよいかな〜。Windows用にほとんど使っていない、(ちょっといかれかけている)15インチモニタがあるので、それを繋げてみようかな〜。ちょうど机の上を整理して、広くなったところだし。

2008-03-05

今日の大笑い

小説家の瀬戸内寂聴さんがテレビのインタビューでなさっていたお話。

八十も半ばを超えた寂聴さん、二年ほど前に携帯電話を買ってメールを始められたのだそうです。教わるのが恥ずかしいのでマニュアルと首っ引きでなんとか送れるようになったのだとか。

ある日とても偉い方にメールを送ろうとしたのだそうです。絵文字を入れようとしたら、ハートマークが入ってしまいました。困った、困った。けれど、どうやれば消えるのか分からない。仕方がないので「すみません。ハートマークの消し方が分からないので、そのままお送りします。ご容赦ください」と書いたのだそうです。

しばらくして戻ってきた返事に次のように書いてあったそうです。

「ハートマークの隣にある、broken heart(壊れたハートマーク)を押すと、消えますよ」

「あら、そうですか。ありがとうございます」とお返事を書いた寂聴さん、しばらくはその話を信じていらしたそうです。

2008-03-01

今日の大笑い

物騒な世の中になってきたので、玄関に二つ目の鍵を付けました。これで少しは安心?

さて、鍵を付けに来てくださった方に伺ったお話。

ある日のこと、私の家と同じように玄関に二つ目の鍵を付けたおばあさんから、電話が来たのだそうです。

「鍵が開かないのよ。何度やっても開かないの」

おうちに駆けつけると、おばあさんがドアの前で待っています。

「見てちょうだい、開かないのよ」と言いながら、上の穴に鍵を入れて回して、次に下の穴に鍵を入れて回します。

「ほら、開かないでしょ。もう一度やってみるわね」といって、また上の穴に鍵をいれて回して、下の穴に鍵を入れて回します。

「ね、開かないでしょ。何度やっても開かないのよ。もう十ぺんぐらいやってみたんだけれど、どうしても開かないの」

2008-01-20

郵貯のシステムって……

ゆうちょ銀行が誕生しました。

さっそく信じられないことが2件も起こりました。まあ、名前が変わったことに、直接は関係ないのですがね。

1件目。息子のお年玉を定額貯金にしてあげようと、ATMで操作をしました。ページの最後が微妙に空いていたので、「もう1件書けるのかな」と思って、そのページを挿入して操作をしました。

通帳が出てきてみたらビックリ。前の貯金の項目に重なって印字されているではありませんか。

窓口のお姉さん(オバサンはちょっとかわいそうか)に伺うと

「コンピューターにはキチンと記録されていますから、大丈夫ですよ。それとも、通帳交換しましょうか?」

と、なんとものんきなお答え。

お姉さんに責任はありませんがね、対応は間違っていると思いますよ。普通の銀行(=ゆうちょ銀行以外の銀行)なら、絶対あり得ないですよね〜。

問題なのはシステムを設計した人と、プログラムした人、そしてテストしたでしょう。どういう、条件で1ページの記入項目数を判断しているのでしょうか? まさか、「最後の行に空白があれば」とかで判断しているのでしょうか? かなり面倒くさそうな処理ですね。私なら、1ページに記入できる項目数と比較して、「もう一杯だからページをめくる」という処理をすると思いますが。

いやはや、ここまですごいシステムを見たのは初めてです。しかも、お金を扱うシステムで。

私が、全国でタダ一人、微妙に空きが残ったページを挿入してしまった人なのでしょうか?


2件目。「ゆうちょダイレクト」なるサービスに申し込みました。最近、どの銀行にもあるインターネットサービスです。

郵便局は近いので、あまり必要性を感じていなかったのですが、残高照会が手元でできれば便利ですし、送金もできれば便利でしょうから、気が向いたときに、ある日突然申し込むことにしました。

IDとパスワードが記された「ご案内」が送られてきたので、ログインしようとしました。URLがない。「一体どこにあるんだ」としばらく探しました。

ご利用ガイドの8ページにありました。URLさえあれば、説明なんていりません。「ご利用ガイド」なんて読みません。

URLはhttp://www.jp-bank.japanpost.jp/だそうです。長い! 入力するのは止めて、Googleさんから検索しました。最初からそうすればよかったのですが。

まあ、これは許しましょう。たいした問題ではありません。利用者の立場になっていないことは明確にわかりますが。

さて、ログインすると、送られてきたのとは別のパスワードを設定するように誘導されました。これは普通でしょう。

パスワードを入力してはねられました。 大文字でなければいけないのだそうです。

設計者はインターネットバンキングを、いや、ネットサービスを使ったことがあるのでしょうか。私の経験では、「パスワードが大文字でなければならない」などというシステムに出会ったことはありません。他のシステムと違っている方が「セキュリティが高い」とでもおっしゃるのでしょうか?

パスワードについては、もうひとつ気に入らない点があります。7〜12桁でなければいけないのだそうです。短いのがいけないのはよしとしましょう。しかし12桁以下にしなければいけない理由は何ですか? 記憶容量がもったいない? テストが大変? 利用者が忘れる? 

30文字、いや20文字でも許せますが、12文字はちょっと短すぎません?

いやしかし、このパスワードの制約を決めた人の発想が私にはわかりません。

と、書いていて、理由がわかりました。「ソフトウェアキーボード」を使わせたいということのようです。キーボードの画像が表示されて、そこをマウスでクリックして文字を入力させたいようです。キーボード入力を記録にとられて、不正をされたくないということなのですね。

うへ〜、キーのところが「*」になっていて、キーボードの上と下にある黄色の領域にマウスポインタを置かないと、どのキーがどこにあるのかわかりません。

  • マウスポインタを黄色の領域に置いて、打ちたいキーを探す。
  • 探し出したキーをマウスでクリックする。

この手順を、パスワードに設定した文字の数だけ繰り返さなくてはなりません。

わたしゃ、絶対にこんな面倒くさいことをやりませんよ。

たとえ、大儲けしても、ゆうちょ銀行に大金を預けるのは止めることにしました。怖すぎます。